つづき
サッカーですべてのプレーについてビデオ判定を導入したらどうなるのでしょうか。
ファウルを見逃した場合は問題ないと思います。ビデオ判定をして、本来ファウルがあったとされる位置からフリーキックで試合を再開すれば良いのですから。
問題はファウルでないプレーをファウルであるとしてしまった場合です。その時はどのようにすべきか悩ましいです。ファウルであると誤審を受けたチームのフリーキックから再開するというのが一案かもしれません。しかし、攻撃側のチームにファウルがあったと判定→ビデオ判定の結果、誤審だとわかる→攻撃側のチームがゴール前のフリーキックを得る、ということになるのは守備側のチームはかなり不満でしょう。
ゴールかノーゴールかのビデオ判定をする場合にも同じような問題が生じます。去年のワールドカップのイングランド対ドイツの試合を想定してもらえるとわかりやすいです。判定を覆して、ゴールであるとするならいいですが、ゴールがノーゴールであるとされたら、どのように試合を再開すればよいか簡単には結論がでなさそうです。
テニスでは、ビデオ判定が導入されています。インかアウトかの判定にビデオ判定が使われています。この場合も、インの判定がアウトの判定になる分には問題がなさそうです。アウトの時点でプレーが途切れていたことになり、ポイントが入るだけですからね。
アウトの判定がインとされたらどうなるのでしょうか。審判がアウトとコールすることにより選手がプレーを止めてしまった場合を考える必要があります。この場合は現状のルールでは、ボールを打ち返すことができなかったと審判が判断すれば相手のポイントとなり、打ち返せたはずなのに選手がプレーを止めたと考えられるときにはレット(そのポイントにおけるプレーがなかったことになる)になる(はず)です。
つづく
サッカーですべてのプレーについてビデオ判定を導入したらどうなるのでしょうか。
ファウルを見逃した場合は問題ないと思います。ビデオ判定をして、本来ファウルがあったとされる位置からフリーキックで試合を再開すれば良いのですから。
問題はファウルでないプレーをファウルであるとしてしまった場合です。その時はどのようにすべきか悩ましいです。ファウルであると誤審を受けたチームのフリーキックから再開するというのが一案かもしれません。しかし、攻撃側のチームにファウルがあったと判定→ビデオ判定の結果、誤審だとわかる→攻撃側のチームがゴール前のフリーキックを得る、ということになるのは守備側のチームはかなり不満でしょう。
ゴールかノーゴールかのビデオ判定をする場合にも同じような問題が生じます。去年のワールドカップのイングランド対ドイツの試合を想定してもらえるとわかりやすいです。判定を覆して、ゴールであるとするならいいですが、ゴールがノーゴールであるとされたら、どのように試合を再開すればよいか簡単には結論がでなさそうです。
テニスでは、ビデオ判定が導入されています。インかアウトかの判定にビデオ判定が使われています。この場合も、インの判定がアウトの判定になる分には問題がなさそうです。アウトの時点でプレーが途切れていたことになり、ポイントが入るだけですからね。
アウトの判定がインとされたらどうなるのでしょうか。審判がアウトとコールすることにより選手がプレーを止めてしまった場合を考える必要があります。この場合は現状のルールでは、ボールを打ち返すことができなかったと審判が判断すれば相手のポイントとなり、打ち返せたはずなのに選手がプレーを止めたと考えられるときにはレット(そのポイントにおけるプレーがなかったことになる)になる(はず)です。
つづく
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