つづき

 ここまで書いてきたとおり、ビデオ判定の導入にあたっては試合再開の方法についてしっかりと検討しなければならないのです。そして、その際には、存在しないはずのプレーを「仮定」するなど、そのスポーツには受け入れられない規定を設けるなどしなければならないかもしれません。

 個人的には、可能な部分について限定的にビデオ判定を導入するのが良いのではないかと考えています。
 たとえば、サッカーだったら、ファウルでないとされたプレーをファウルにする場合とか、ノーゴールとされたプレーをゴールにする場合などに限ってビデオ判定をするのです。これらの場面であれば、試合の再開方法で頭を悩ませる必要がありません。

 ちなみに、誤審もスポーツの一部といった観点からビデオ判定を否定する考え方もあります。これについては今回の主題ではないので書かないですが、気が向いたら書いてみようと思います。

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