将棋のNHK杯は羽生善治NHK杯と渡辺明竜王が対戦し、渡辺竜王が勝利、初優勝を飾りました。羽生さんにはNHK杯戦の5連覇がかかっていましたが、記録が途切れてしまいました。

羽生さんは棋聖・王位・王座の三冠王、渡辺さんは竜王・王将の二冠王(収録時にはまだ王将を獲っていなかったかもしれませんが)なので、まさに将棋界の頂上決戦でした。

ただ、将棋自体は最後に大差になってしまってちょっと残念でした。羽生玉は囲いの外にいて渡辺さんの攻撃が直撃、渡辺玉はまだ安全で素人目にも大差になっていることが明らかでした。

中盤は、渡辺さんの動きが機敏で上手くリードをとったみたいですね。わざと両取りをかけさせる6五歩とか、8三銀を狙う5六角とか。中盤でリードを奪ってからはどんどん差が広がっていったみたいです。

感想戦を観た限りでは、羽生さんの方に悪手があったわけではないみたいでした。そもそもの作戦選択が良くなかったということかもしれません。
羽生さんは2二歩・8二歩・5二歩と二段目に打って頑張りましたが、それも及びませんでした。

あと、序盤に解説の人がコメントするのは良かったです。普段は開始5分くらいは解説がないのですが、何が起こってるのかわからないまま将棋が進んでしまっているので。
次回からは最初から解説をするというスタイルでNHK杯の放送をやってほしいです。

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