WBCプエルトリコ戦での井端の走塁ミス
2013年3月24日 スポーツ コメント (2)何かと話題になっている、プエルトリコ戦で内川と井端がダブルスチールを試みて失敗したシーンについて書いてみたいと思います。
今日の朝、サンデーモーニングを見ていたのですが、張本さんが興味深いことを言っていました。その内容は、「重盗に失敗して内川が挟まれた際、井端は二人の走者を絡めた狭殺プレーに持ち込まなければいけなかった。二人の走者を絡めた狭殺プレーに持ち込めば、相手はミスをする可能性がある。内川と井端のどちらかが2塁ベースを踏んでいれば、どちらかがアウトになってももう一方は2塁に残ることができ、どちらもアウトになることはないのだから」という趣旨のものでした。
これはなるほどと思いました。確かに、内川が一二塁間に挟まれてから、
①内川が二塁に近づく
②内川が二塁に触れた瞬間に井端が三塁に向かって走る
③井端が二三塁間で挟まれ、その間内川は二塁にとどまる
④井端が二塁に戻ることができたなら、その瞬間に内川は一塁に向かって走る
⑤内川は一二塁間で挟まれている間、井端は二塁にとどまる
⑥あとは①から繰り返し
ということは可能だったのではないかと思います。
映像を見た限り、内川は二塁に触れること自体はできたのではないでしょうか。このようなことを考慮して、張本さんは「内川が二塁ベースに近づいているのに、二塁から離れて二走者による狭殺プレーに持ち込まなかった井端に判断ミスがある」と指摘していたのだと思います。
ただ、個人的には、WBCのための準備期間が短かったがゆえに狭殺プレーの際のチームの約束事が決められなくて、その影響がプエルトリコ戦で出てしまったのではないかなー、と思っています。
内川が一二塁間で挟まれた時点で、内川も井端も二走者を絡めた狭殺プレーに持ち込むべきだと考えたとしても、
井端「万全を期して、内川くんが二塁ベースに触れてから自分は三塁へスタートしよう」
内川「自分は確実に2塁ベースに行ける。井端さん早く二塁ベースから離れてくれないかな」
というような意識の食い違いがあったとしてもおかしくはないと思います。このような意識の食い違いがあったために、二走者による狭殺プレーになることなく、内川だけがなすすべなくアウトになってしまったのではないかと。
チームとしての約束事があれば、井端と内川の間で意識の食い違いが生じることはないでしょう。
つまり、張本さんが指摘していた井端の走塁ミスの原因は、準備期間が短くチームの決め事を徹底できなかった点にあるんじゃないかなー、と思います。
今日の朝、サンデーモーニングを見ていたのですが、張本さんが興味深いことを言っていました。その内容は、「重盗に失敗して内川が挟まれた際、井端は二人の走者を絡めた狭殺プレーに持ち込まなければいけなかった。二人の走者を絡めた狭殺プレーに持ち込めば、相手はミスをする可能性がある。内川と井端のどちらかが2塁ベースを踏んでいれば、どちらかがアウトになってももう一方は2塁に残ることができ、どちらもアウトになることはないのだから」という趣旨のものでした。
これはなるほどと思いました。確かに、内川が一二塁間に挟まれてから、
①内川が二塁に近づく
②内川が二塁に触れた瞬間に井端が三塁に向かって走る
③井端が二三塁間で挟まれ、その間内川は二塁にとどまる
④井端が二塁に戻ることができたなら、その瞬間に内川は一塁に向かって走る
⑤内川は一二塁間で挟まれている間、井端は二塁にとどまる
⑥あとは①から繰り返し
ということは可能だったのではないかと思います。
映像を見た限り、内川は二塁に触れること自体はできたのではないでしょうか。このようなことを考慮して、張本さんは「内川が二塁ベースに近づいているのに、二塁から離れて二走者による狭殺プレーに持ち込まなかった井端に判断ミスがある」と指摘していたのだと思います。
ただ、個人的には、WBCのための準備期間が短かったがゆえに狭殺プレーの際のチームの約束事が決められなくて、その影響がプエルトリコ戦で出てしまったのではないかなー、と思っています。
内川が一二塁間で挟まれた時点で、内川も井端も二走者を絡めた狭殺プレーに持ち込むべきだと考えたとしても、
井端「万全を期して、内川くんが二塁ベースに触れてから自分は三塁へスタートしよう」
内川「自分は確実に2塁ベースに行ける。井端さん早く二塁ベースから離れてくれないかな」
というような意識の食い違いがあったとしてもおかしくはないと思います。このような意識の食い違いがあったために、二走者による狭殺プレーになることなく、内川だけがなすすべなくアウトになってしまったのではないかと。
チームとしての約束事があれば、井端と内川の間で意識の食い違いが生じることはないでしょう。
つまり、張本さんが指摘していた井端の走塁ミスの原因は、準備期間が短くチームの決め事を徹底できなかった点にあるんじゃないかなー、と思います。
コメント
あの状態だったら相手のミスを誘発させるのも
一つの手だったんだ。。。
内川が挟まれた状態で、
相手のキャッチャーが一塁側方向から内川を攻めてたもんね。
結果論とはいえ、面白い指摘だとおもうよ。
結果論かー。
単なる結果論ではないと思ってこの話題を取り上げたんだけどな^^;
スポーツに対する評価って難しいね。