将棋の里見香奈さんが女王のタイトルを獲得して五冠王になりました。

それまでの記録は清水市代さんの四冠王でした。
ただし、存在するタイトルの数が違うので単純な比較はできません。清水さんの場合、四つしかタイトル戦がない時代に四冠王になっていたので、「女流タイトルの全冠制覇」を達成したことになります。

現在は、里見さんがもっている女王・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花のほかに、加藤桃子さんがもっている女流王座というタイトルがあります。つまり、里見さんは清水さんが達成した「女流タイトルの全冠制覇」を達成したわけではないのです。

もちろん、里見さんの記録がすごいことに異論はありません。未だにタイトル獲得に失敗したことがないですからね。タイトル戦に出れば必ずそのタイトルを獲得しているというのは恐ろしすぎます。

それにしても、女流の将棋はすっかり里見さんの時代になりましたね。しばらくは里見さんの時代が続くのでしょうか。


コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索