ロト6の当選番号を事前に知ることができると被害者に告げ、金銭を騙し取るという詐欺事件が発生しています。

加害者が被害者に告げたロト6の当選番号を翌朝の新聞で確認すると、加害者が言っていた番号と一致したから、被害者は加害者のことを信用してお金を渡してしまったみたいです。ロト6の当選番号はインターネットでも知ることができるので、加害者はそれを利用したということらしい。

騙す人が一番悪いというのはその通りなのですが、しかしインターネットを使っている者からすると、被害者が騙されてしまったということにもビックリしました。ロト6を購入したことがなくても、「当選番号は新聞だけでなくインターネットでも知ることができるかもしれない」と容易に想像できたのではないかと思ってしまうからです。

ただ、騙されたのは高齢者が多いみたいです。高齢者の方にはインターネットが馴染みが薄く、インターネットを使えば新聞が届く前に当選番号を知ることができるということに思い至らなかったのかもしれません。


今回はロト6が詐欺の材料になりましたが、今回の事件の「ロト6」の部分を「競馬」に置き換えても同じような事件が起こる可能性はあるでしょう。もちろん「ロト6」が「宝くじ」に置き換わる可能性もあると思います。

しかし、もし今回の詐欺事件で利用されたのが「競馬」だとしたら、今回の被害者の方々は騙されていたでしょうか。「競馬」に対しては、ラジオを通じてリアルタイムで情報を入手できるというイメージを多くの人が持っていると思います。だから、「翌日の新聞をみろ」と言われただけでは、被害者の方は騙されなかったような気がします。

「宝くじ」は微妙ですが、年末ジャンボなんかは抽選の様子がテレビで流れていたりしますよね。だから、新聞が来る以前に当選番号を知ることができるということに思い至る可能性は高いのではないかと思います。

「ロト6」は何かこうエアポケットに入ってしまうような題材だったのかもしれませんね。「翌日の新聞が来るまで当選番号を知ることはできない」と考えてしまうような何かがロト6にはあったということなのだと思います。

認知度の違いなんでしょうかね。競馬や宝くじと比べればロト6の認知度は低いでしょうから。「ロト6は有名ではないから、普通の人は翌日の新聞しか当選番号を知る手段がないはずだ」と被害者の方が考えてしまったのかもしれません。

しかしそれにしても・・・色んな詐欺が出現するものですね。

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