逮捕イコール起訴イコール有罪という風潮
2015年1月17日 スポーツ コメント (2)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000501-sanspo-socc
アギーレ監督の八百長疑惑が報道されていますが、まだ起訴された段階です。
判決が出ていないのに解任とかしたらそれこそ問題になりますよ。
もちろん、八百長疑惑とか関係なく(オシム監督のような事態も生じうるわけですから)、次の監督についての準備は必要でしょうが、現段階では八百長疑惑関連で公式に監督人事をいじることが適切とは思えません。
審理はこれから、八百長があったかどうかはまだ明らかになっていないのです。
冒頭で紹介した記事のように、アギーレ監督が「有罪」であるかのような報道がありますが、こういう報道はおかしいと言わざるを得ません。
アギーレ監督の八百長疑惑が報道されていますが、まだ起訴された段階です。
判決が出ていないのに解任とかしたらそれこそ問題になりますよ。
もちろん、八百長疑惑とか関係なく(オシム監督のような事態も生じうるわけですから)、次の監督についての準備は必要でしょうが、現段階では八百長疑惑関連で公式に監督人事をいじることが適切とは思えません。
審理はこれから、八百長があったかどうかはまだ明らかになっていないのです。
冒頭で紹介した記事のように、アギーレ監督が「有罪」であるかのような報道がありますが、こういう報道はおかしいと言わざるを得ません。
コメント
スペインの刑事司法制度は不勉強のため知らないのですが、
日本とはかなり違い、捜査に裁判所が強く関与するように思えます。
また日本でも、足利事件の菅谷さんや東電OL殺害事件のマイナリさんは、
無期懲役判決が確定した後で、
お二人の無罪を示す新証拠が発見され、再審が開始され無罪判決が確定しました。
したがって起訴イコール有罪という報道は絶対におかしいと思います。
マイナリさんのケースは有罪判決が確定して無罪推定の原則が破れているので同列には語れないと思いますが、判決確定前であれば無罪の推定が働くのは日本もスペインも共通だと思います。
そのあたりのことを意識した報道がなされることを望んでいます。