小谷野さんにサンフレッチェ広島の社長を続けてほしいと思っている人は多いと思いますが、本人の決断ですから仕方ありません。

市長選での最大のライバルは、現職の松井市長ということになります。松井市長と言えば、サンフレッチェ広島が優勝を争っているときに「2位でいい」と発言し、顰蹙を買ったことが話題になりました。
この件に関しては、私もここで言及しました。
http://75818.diarynote.jp/201312052143065448/

また、昨年の広島で起こった土砂災害への対応を巡って、松井市長の不手際を指摘する意見もあるようです。
http://news.livedoor.com/article/detail/9242081/

これらのことを踏まえると、小谷野社長にもチャンスはあるのかなと思います。


もし、小谷野社長が広島市長になったら、新しいサッカースタジアム建設の話が一気に進む可能性があります。そして、スタジアムの場所は広島市民球場跡地となる可能性が高いでしょう。

ただ、小谷野社長に要望したいのは、小谷野社長が市長になるからこそサッカースタジアム建設の話は慎重に進めてほしいということです。強引に建設を決定してしまうと「サンフレッチェへの利益誘導」というように受け取られかねません。

とはいえ、広島市民球場跡地をどのように活用するかの決定にあたっては、強いリーダーシップが必要なのも確かです。

広島市民球場跡地は非常に良い場所にあるので、様々な人の思惑が絡んできてどのように再利用するのかなかなか決められていません。しかし、少なくとも空き地として放置するのでは広島市民が何の利益も享受できないことは明白です。
それこそ、広島市長が自分の責任で何かを「決断」する必要があると思うのですが、松井市長のもとでは結局何も決まりませんでした。

広島市民球場跡地の活用のために、広島市長に強いリーダーシップが求められていることも確かなのです。

強いリーダーシップと慎重さ。「小谷野市長」が誕生した場合には、この二つの難しいバランスをとることが求められることになります。



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