野球でもサッカーでも、最近はスタジアムに入る際に手荷物検査が行われています。この手荷物検査にどれくらいの意味があるのか書いてみたいと思います。

スタジアムに入る際の手荷物検査、実は結構あっさりしています。たとえば、カバンを持ち込もうとした場合には、外からカバンを二回か三回くらい触って、カバンの中を一瞥して終わりです(少なくとも私が経験した手荷物検査はこの程度でした)。

正直言って、危険物を持ち込もうと思えば持ち込めると思います。危険物でも小さいものであれば、タオルにくるんでしまえば手荷物検査で発見されることはないと思います。また、ポケットの中をチェックされることもなかったので、その点も「ザル」なんじゃないかと思いました。

ただ、人間のやる手荷物検査、しかもその道のプロというわけではない人(少なくともそう見える)が検査をするわけですから、限界はあるでしょう。巧妙にやられたら危険物をスタジアムに持ち込まれる可能性が生じてしまうとしても、やむを得ないという面はあると思います。
もし本気で検査をするなら、すべてのゲートに金属探知機を設けるといったことも必要だと思いますが、さすがに予算的にそこまでやるのは難しいでしょうしね。

心理的には効果があるかもしれません。形だけでも手荷物検査をやっているとアピールできれば、やましいことを考えている人も少なからず危険物の持ち込みをためらうはずです。

ちなみに、飲食物の持ち込みの全面禁止は安全面からすると意味があることだと、個人的にはそう考えています。飲食物の持ち込みを全面禁止にしてファン顰蹙を買った球団がありましたが、弁当の中に危険物を隠される可能性はあるのではないかと思います。弁当ってある程度の容積が確保されていますから、弁当箱の中に危険物を隠そうとする悪人もいるのではないかと。

そして、弁当を検査するとなると、いちいちスタジアムの入場口で弁当箱を開けてもらう必要がありますが・・・・・それはだいぶ面倒くさいですよね。ファンにとっても運営者にとっても。それくらいなら、最初から飲食物持ち込み禁止にしてしまった方が手っ取り早そうです。


何にせよ、安全にスポーツを観戦できれば、それに越したことはありません。

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