「ゴーストライター」は全話見たのですが・・・。

全体的な感想としては、話の流れがちょっと不自然だったところがあるような・・・・。

たとえば、遠野リサのライバル的な人が登場しましたが、特に必要なかったのではないかと。最後に、本の帯の部分でコメントをする人として登場していましたが、それだって無くてもよかったような・・・。

あと、遠野リサがゴーストライターを使っていたのを告白するのが唐突すぎに思えました。直前に自殺未遂をしているものの、もう少し何か告白に至るクッションがあっても良かったのではないかと。

個人的には、久々に全話通じて観たドラマとなりました。


ネタバレを含みます。








ゴーストライターをやっていた方がスターダムに駆け上がりましたね。

でも、注目を浴びたとたんにプレッシャーに押しつぶされそうになってます。

まさか、今度は遠野リサの方がゴーストライターをやるという展開になったりするのだろうか。



ネタバレを含みます。







なんだかんだ言って、最後には遠野リサが罪の意識に耐えられなくなってゴーストライターの件をばらしてしまうんですね。

しかし、これで川原由樹がスターダムにのし上がる・・・というわけでもなさそうですが。

「結局誰も幸せになれない」というオチなのでしょうか。

ネタバレを含みます。




裁判所が舞台になりましたね。実際の裁判所と比べたら、ずいぶんとおしゃれな場所でしたが。

遠野リサが法廷で証言したことというのは、とても考えさせられますね。ウソをつくにしても、完全に事実無根なことは言えないから、実際にあったことを少しずつアレンジするというのが重要なのでしょう。

一方的に川原由樹が悪者扱いされる感じになっていますが、このままでは終わらないのでしょうね。
多少のネタバレを含みます。





ゴーストライターの関係が続くわけではなかったのですね。

しかし、(ドラマ的観点からしても)このままあっさりゴーストライターの関係が終わるわけもなく・・・。


予告編では、遠野リサと河原由樹が法廷で対峙しているように見えたけど、どういう訴訟を起こしたんでしょうか。



たった今、NHKで「金券ショップでつかむ幸せとは」という番組をやっていました。

金券ショップに訪れる人の人間模様を描いた番組です。どんな人がどんな動機で金券ショップを利用しているのかを淡々と伝えるという構成です。

番組そのものも面白かったですが、それ以上に「金券ショップ」にフォーカスするというNHKの番組製作者の感性に感心しました。

普段の生活の中にとけこんでいる何気ない出来事に注目できる、これは一種の才能だと思います。面白い番組を作る上では、こういう才能が必要なのでしょうね。
多少のネタバレを含みます。







遠野リサが土下座したあたりは、一つのハイライトですね。

ラベルだけを見て価値を判断することは、本に限らず良くあることだと思います。

どんな状況でも、中身をみて価値を判断できる人間になりたいとは思いますが、現実には難しいですよね。とりあえずラベルだけをみて判断してしまう。

本に限っても、質の高い本もあればとんでもなくダメな本もあります。しかし、実際に文章を読んで良い本かどうかを判断するのはなかなか厳しい。

そのあたりにも、ゴーストライターが存在できる理由がある気がします。


少し遅れましたが、ゴーストライター第3話の感想です。



編集部の女性の「ビジネス書やタレント本はライターが書いていることは珍しくない」という発言。確かに、こういったものであれば本人ではなく職業ライターさんが書いていることが多いのでしょう。

小説のゴーストライターとの違いは、「代わりはいくらでもいる」という点にあるのでしょうね。

逆に言えば、ビジネス書やタレント本であれば、「ゴーストライター」という職業が成立しやすいのだとも言えると思います。世の中にある本のうち、どれくらいのものが職業ライターによって書かれたものなのでしょうか。
主人公を単なる影の存在とは描いていないですよね。

むしろ、ライターとゴーストライターとが蜜月の関係にあるような感じ。

この関係を続けることができるならある意味で最強なのでしょう。

けれど、次回予告を見る限りはこの関係は続きそうにありません。
多少のネタバレを含みます。






主人公はまだゴーストライターをやってはいない。

けれど、これから順次ゴーストライトをすることになるんでしょう。

やはり、純粋に「自分の作品を見てもらいたい」と思っている人がゴーストライターをやることになるっていうストーリーなんですね。

世の中には、ただ単に「依頼された内容の文章を書けばお金になるから(ゴースト)ライターをやっています」という人もたくさんいます。

でも、そういう人たちにスポットを当てても、ドラマにはならないんだろうなあ(笑)。




ゴーストライター

2015年1月8日 TV
新しい年になり、ドラマも新しいものがスタートしますね。

個人的に観てみようと思っているのが、「ゴーストライター」。

世の中には、表に出ている名前の人とは違う人が書いている本なんていっぱいあるのでしょうけど、それを描いているというのは面白そうです。

現実には、他人が書いた作品をそのまま自分のものにするようなあからさまな「ゴーストライター利用」よりも、ウソではない範囲で他人のものを自分のものとするパターンが多いのではないかと思いますが。

長寿番組

2014年11月24日 TV
「世界まる見え」って相当な長寿番組なんですね。

テレビをつけたら「世界まる見えが25年目に突入」とか言っててびっくりしましたよ。

今は見なくなってしまったのですが、以前は夜七時半から名探偵コナン→世界まる見えを連続で見てしまっていましたね。

実は意外なところに、長寿番組は存在しているのかもしれません。

3×4=9

2014年9月1日 TV
「他人の失敗に対する寛容さ」の記事を書いた直後にこんな記事を書くのはちょっと気が引けるのですが、思わず笑っちゃったので。

さっきのNHKニュース9で、

「デング熱のニュースの際、3匹の蚊が4人の人を血を吸った場合にデング熱に感染するのは9人だとお伝えしましたが、正しくは3×4で12人でした。失礼致しました」ってアナウンサーが言ってました。

こんなミスがあるんですね。
集団的自衛権についてNHKスペシャルでやってましたので感想を書いてみたいと思います。

このNHKスペシャルは、司会2人にゲスト6人(賛成派3人反対派3人)が議論をするという形式で番組が進んで行きました。

退屈な人にには退屈なのかもしれませんが、個人的には良い番組だと思いました。集団的自衛権について考えを整理することができましたし。

個人的に良いゲストだと思ったのは瀬良さん(瀬古さんかも。NHKのホームページで確認しようと思ったのですがゲストの名前が見つけられなかった。名前違ったらごめんなさい)。

瀬良さん(瀬古さん)は女性のNPO法人の代表者で、彼女の意見には「現場の人間だからこそ分かる」というものがあったと思います。

逆に良くないゲストだと思ったのは鳥越さん。自分の主張ばかりを繰り返して、最終的には論理破綻してたような・・・・・。でもゲストの中では彼が一番有名なんだろうなあ・・・・・。


全体的には意義のある良番組だと思いました。


GHQの検閲

2013年11月5日 TV
今日のクローズアップ現代は、終戦後のGHQによる手紙の検閲に迫るという内容でした。

現代では、検閲は憲法によって禁止されています。

しかし、戦後のGHQ統治時代には検閲が行われていました。アメリカは、日本人の考え方を知ったり、共産主義を排除するといった目的で検閲を行っていたようです。

そして、検閲官としては日本人が雇われていました。番組の中で出てきた日本人の「元検閲官」に対するインタビューは、何とも重々しかった。元検閲官の方々は、まるで自分が犯罪を犯したかのような表情と口調で、当時の体験を語っていました。

コメンテーターの方は、「終戦前から日本軍によっても検閲は行われていたのであり、当時の人々は検閲が存在すること自体には慣れていた」という趣旨のことを言い、元検閲官の方を擁護されていました。
ただ、元検閲官の方々には「敵国だった相手に情報を売ってしまった」という感覚があるのではないでしょうか。だからこそ、元検閲官へのインタビューがとても重いものになっているのだと思います。

「検閲の歴史」を解明することは必要なことだと思います。多くの「元検閲官」の方々はなかなかその体験を語ろうとはしないとのことですが、ぜひ何らかの形で記録に残してほしいと思います。

池上彰さんがやっていた週刊こどもニュース、子どもの疑問に答えるということもやっていたのですが、今でも印象に残っている場面を紹介したいと思います。


子どもの疑問→「動物や植物を絶滅させるのは良くないと言われているけど、ハエや蚊を殺しても何も言われない。ハエや蚊は絶滅させていいの?」
池上さんの答え→「現実的にハエや蚊が絶滅することはないから大丈夫」

直接にハエや蚊を絶滅させていいのかどうかを答えてはいなかったと思います。しかし、人間の都合でその種を絶滅させていいかどうかが決まっていることが、何となくですがわかるやりとりでした。



子どもの疑問→「飛行機を乗っ取ることを何でハイジャックと言うのですか?」
池上さんの答え→「アメリカでトラックに対して強盗を働いていた人が、運転手に対して『hi,jack(やあ、キミ)』と声をかけていたからだよ。ちなみに、high=高い、jack=乗っ取る、だからハイジャックというのは間違い。お父さんやお母さんにもこの間違いをしている人が多いんだ」

↓この事件が起こったころの話だったと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E6%97%A5%E7%A9%BA857%E4%BE%BF%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6



子どもの疑問→「僕はどうして僕なんですか」
池上さんの答え→「君は、君自身が考えているからこそ君でいられるんだよ」

池上さんは哲学的なことについても週刊こどもニュースの中で解説していたと思います。


あー、週刊こどもニュース懐かしいわー。

将棋の里見香奈女流五冠が情熱大陸に出ていました。
感想を箇条書きにします。

・最強女子ってキャッチコピーなんですね。

・里見さんの異名に「女版羽生」ってのがあるんですね。清水市代さんも似たような異名をもっていた気もします。

・主催者の意向で和服で対局したってナレーターが言ってました。将棋で和服を着るかどうかってのは主催者の意向も反映されるみたいです。

・上田さんとのタイトル戦第一局、歩を打たせて角を戻すのが里見さんの作戦と紹介されていました。角の利きを歩で遮断できなくなっているということなんでしょうか。

・普段着はボーイッシュだと紹介されていましたが・・・・その通りですなあ・・・・。

・何かを続けることができる才能ってすごい。本当に将棋が好きだからできることなんでしょう。

・ちらっと映された出雲の街がきれいで良かったです。

・里見さんは8歳のときプロ棋士に強くなる方法を聞いて回ったそうです。8歳のときの私にはできないです(笑)

・里見さんが和服で街を歩いているシーンがありました。若い女の人が和服で街を歩いているわけで、周囲の人は驚いたんではないでしょうか。

・投了の瞬間の上田さんが悔しそうなのが印象的でした。タイトルを奪われたわけだから悔しくて当然なんでしょうが。


CMについて書いてみます。

ロト7が発売になって、CMも放映されています。
ロト7のCMの内容は、おおざっぱに言うと、

部下「ロト7当てると大金持ちになれますよね」
上司「お前の夢は金で買えるのか」
部下(上司かっこいい!!!)
その後、ロト7を購入している上司を発見。
部下(ガビーン)

というものです。
宝くじを購入する行為を若干貶めています。


これと比較したいのが、以前放映されていたマスターカードのCMです。
その内容は、

商品A → ○○円
商品B → ○○円
商品C → ○○円
と紹介していき、

かけがえのない時間 → PRICELESS

「お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで」
という言葉で締めていました。
このCMも、マスターカードの価値を低いものと扱っています。


でも、実際にこういう類のCMが放送されていますからね。こういう形式のCMでも商品のアピールに役立つということなんでしょう。

こういうCMが流されているのをみると、CMって難しいなと思います。

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