与党の圧勝だったという事実から目をそらしてはいけない。

野党は自分たちに何が足りなかったのかを真剣に考えてほしい。
自分がやろうと思ったことが全部できるわけではないというのは、どんな場面でも同じなのでしょう。

それでも、自分はもっとやれたんじゃないかと反省することは大事だと思うし、そこから進歩が生まれるはずなのだ。
山梨市長が、職員採用試験の際に特定の受験者の点数を水増ししたとして逮捕されました。

不正を行うとしても、面接の際に自分の担当した受験者の印象点を高くするとかだったら犯罪の立証は難しかったでしょう。

しかし、既に決まっている得点を変えさせて特定の受験者を合格されていたというのですから、そして見返りに金を受け取っていたというのですから、文書偽造罪や贈収賄罪が成立しそうですね。

そして気になるのは、不正が行われた採用試験で不合格になった人たちへの対応です。その人たちから、「不正が行われていなければ自分が合格したはずだ」と主張されたらどうするのでしょうか。

不正が行われなければどうなっていたのか、それを証明する証拠があるのかどうかで今後の展開が変わってきそうですね。

将棋で三浦九段がコンピュータソフトを使って不正をしたという疑惑がかけられているニュースはここでも紹介しました。

今日、第三者委員会の結果が発表され、三浦九段が不正を働いていたという証拠はないと判断されたそうです。

「疑わしきは罰せず」という観点からすれば妥当な判断だと思います。少なくとも公開されていた情報ベースでは、三浦九段が不正を働いていたという証拠はなかったわけですし。

ただ、三浦九段に対する補償はどうなるのでしょうか。三浦九段は出場停止処分を科せられていたわけで・・・。もろもろ考えるとかなり莫大な額になる可能性もあると思うのですが・・・。


将棋界で、三浦九段が対局中にスマホで将棋ソフトを使うという不正をしたということで、出場停止処分になるという事件が発生しています。

最も気になるのは、三浦九段が不正をしているという確証があった上で出場停止処分が科されているのかという点です。
公表されている記事を見る限り、対局中に席を離れる回数が多いなどの事情はあるものの、いわゆる「決定的な証拠」はないようです。

この処分は、「疑わしきは罰せず」の原則を無視しているようで、何となく腑に落ちないですね。
3人が主要な候補者で、あとはみんな泡沫候補みたいな扱いだけどそれでいいのでしょうか。

泡沫候補とされている人の中には、元大臣とか元市長とかジャーナリストとかがいるし、そもそも経歴で泡沫候補かどうかを判断していいか疑問だし。

基本的には3人の候補だけがニュースに登場していますが、マスコミがそのあたりの「公平性」をどう考えているのかはよくわかりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000131-jij-soci

法律で定められた量刑の上限を上回った判決ですか・・・・。

法律のプロである裁判官、検察官、弁護士がそろっていながら量刑の上限を超えていることに気づかなかったというのが何とも・・・。

法律の範囲内なら、「量刑が重すぎる(軽すぎる)から不適切だ」と批判されることはあっても話はそれで終わります。しかしこの判決は、どこかの都知事ではありませんが、「不適切かつ違法な判決」と言わざるを得ません。

私は「人間はミスをする生き物である」ということはどんな局面でも受け入れなければならないと思っているのですが、現実にこんなことが起きるんですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000086-jij-soci

ツィッターに自らの半裸画像を投稿したことで最高裁から注意を受けたそうです。

この人は法律学の分野ではそれなりに有名な人で、書籍も出版しています。

個人的には、それほど悪質な投稿だとは思いませんが・・・・、なんかこうケチがついてしまいましたね。
舛添さんの政治資金の問題がニュースを賑わしていますね。

この件で思うのは、「もっと早く問題提起できなかったのか」ということです。

いま問題視されている政治資金の中には、舛添さんが国会議員だった時のものもあります。舛添さんが知事になってから2年以上経つまで、ジャーナリストと呼ばれる人たちはこの問題を掘り起こすことができなかったことになります。

舛添さんを擁護するつもりはありません。しかし、以前から公開されていた政治資金の情報を適切に分析できなかったからこそ、今日に至るまで批判が「遅れた」という側面はあると思います。

時機を捉えた批評というのも大切なのではなのではないでしょうか。


関西のとある私立高校がとても授業とは言えないものを授業としていたとして、文部科学省から改善通知を受けたとのニュースが流れていました。

なんでも、USJで遊んだ際のお釣りの計算を「数学」の授業としたり、洋画鑑賞を行ってそれを「英語」の授業としていたりしたらしい・・・・・。

これが授業ならなんでも授業として成立しますよね。

野球観戦→体育
動物園・水族館に行く→理科
電車に乗る→地理
スマホ・パソコンをいじる→技術
ガイドブックを読む→国語・英語

夢のような授業だ!
・・・・・・・・・・・いや、良くないです。むしろ生徒たちはこの「授業」についてどう感じていたのか気になるところです。



東海道新幹線で車内をビデオカメラで撮影する試みが始められています。

去年、東海道新幹線で焼身自殺した人がいて、対応策の一環としてビデオ撮影が導入されることになりました。

「プライバシーの侵害」という問題があるのではないかと言われていて、確かにそういう問題もあるかとは思いますが、結論的にはこのビデオ撮影を否定する人は少ないのではないでしょうか。

新幹線の車内は公共の空間ですからね。他人に見られることは想定されている場所です。これがダメだとすると、デパートなどでの防犯カメラの設置もダメだということになってしまいます。

公共の場所ではある程度は「プライバシーの権利」が後退せざるを得ないということだと思います。


夏の参議院議員選挙に今井絵理子さんが自民党から出馬ですか・・・・・。

単なる元SPEEDファンとしての感想になってしまいますが、彼女のこの選択にはやはり複雑な思いを抱かざるを得ません。

今井絵理子さんの過去のツイートに安保関連法案に反対するものがあるそうです。「政治家」となる今井絵理子さんに対して、過去のこのツイートと自民党から出馬することの整合性は問われることになるでしょう。

しかし、単なるSPEEDファンとしての感情はこのようなところにはないのです。
私のような人間は、たとえ今井さんが安保法案に賛成するツイートをしていたとしても、やはり政治家になることには反対するでしょうから。

「選挙のプロ」である巨大政党が、選挙で勝つという目的達成のためには、今井絵理子擁立という手段が最善だと判断したのです。そして、彼女は政党の要請に応えることにした。

まずは頑張ってこの現実を受け入れるところからはじめたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00000527-san-soci

故意がなければ処罰されない。刑法の大原則です。

アルコールが残っているという認識がなければ、酒気帯び運転で処罰できないというのも、当然と言えば当然なのです。

ただ、現実に体内にアルコールが残っていたのに車の運転を認めてしまうのは良くないのは事実。

アルコールが抜けているかどうか客観的な指標があると良いのですが、具体的にどうすかというのは難しいところ。「酒を飲んでから何時間」というようにできればいいのですが、当然どれだけの酒を摂取したかでアルコールが抜けるまでの時間は異なります。
なかなか悩ましいところです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160205-00000081-san-pol

元SPEEDの今井絵理子さんですか・・・・。

今井さんは現在32歳とのことですから、参議院議員の被選挙権が与えられたこのタイミングでってことですか・・・。

実際に参院選の全国区で出馬すれば当選するだけの知名度はありそうです。

どこの政党もやっていることですからしょうがないのかもしれませんが、それでも「なんだかなあ」と思ってしまうのは私だけではないはずです。

今井さん本人のコメントはでていないようなので、今井さん的には単にはた迷惑な話なのかもしれませんが。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160124-00000045-san-soci


この記事にある事件から何を読み取るべきかといえば、「善き家政婦のことを考慮し妥当な判決が出て良かった」ということだけではありません。

そもそも、裁判にならないような方策はなかったのかということを考えなければならないでしょう。
この訴訟で大きな争点になっているのは「遺言が有効かどうか」という点です。たとえば、記事の最後でも触れられていますが、公正証書遺言を作成することは遺言の効力を確固たるものにし、後日の紛争を予防するのに有効な方法です。

ただ、公正証書遺言というのは存在自体知らない人はたくさんいます。それでも、亡くなった方が弁護士や行政書士などに相談するという発想を持ち合わせていれば、法律の専門家が公正証書遺言その他の方法を提示して、裁判それ自体が生じることを防いでくれたのではないでしょうか。

争いの泥沼化を防ぐには、何かが起きる前にしっかりと準備をする必要がある、そんなことを教えてくれている事件だと言えます。しかし、当事者が「リーガルリスク」であると認識していないところに「リーガルサービス」を提供することは難しいという側面もあるでしょうから、難しいところです。


雪で交通ダイヤが乱れ、通勤通学に大きな影響が出ていました。

しかし、今年の大学受験生はほっとしているのではないでしょうか。もし昨日雪が降っていれば、センター試験を直撃したわけですから。受験生もセンター試験を運営する側もてんやわんやになるであろうことは想像に難くありません。

雪の影響を受けた人もたくさんいるので「不幸中の幸いだった」とは言えませんが、高校生の人生を左右しかけないセンター試験が平穏無事に終わったことについてはプラスに捉えるべきかと思います。
軽井沢でスキーバスが崖から転落する事故が起こっています。

今回の事故に限らず、大きなバス事故がここ数年で増えているような気がします。事故原因の調査はこれからだと思いますが、やはり利益を優先して安全対策を怠っていた可能性を考えざるを得ません。

安全に関する規制を厳しくするだけでは問題は解決すればいいのですが・・・・。競争が激しく「そうしなければ生き残れない」という現実があるのならば、業者としてもやむを得ず安全対策を後回しにしてしまうのではないでしょうか。

簡単には解決できない根深い問題が潜んでいるような気がしてなりません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160110-00000003-jct-soci


不動産屋の社員が、山本堀北夫妻の物件探しの様子をツイートしたことが問題になっています。

こういった事件の場合ツイートしたことが第一義的に問題視されますが、そもそもの本質的な問題点は「他人の秘密を漏らしてしまっていること」にあるはずですよね。だから、ツイートしようが居酒屋で友人に話そうが、本来は両者に違いはないはずです。

もちろん、現実的にはツイッターでは発言の証拠が半永久的に残るけど、居酒屋での会話なら証拠が残らないという点で、この二つの事例には大きな違いがあります。しかし、これはあくまで「証拠」レベルでの話でしかありません。もし何らかの形で居酒屋での会話が記録されていたら、ツイッターと同じように問題化する可能性はあるわけで。

ツイッターだから問題になりやすいが、ツイートしなければいいという問題でもないということは、意識しなければならないと思います。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160108-00000103-mai-soci

ホテルが預かって施錠をしている部屋から盗まれたとなると、内部の人間の犯行と思われてもやむを得ないですよね。
しかも、防犯カメラにも映っていなかったということは、防犯カメラがどこに設置されているかもわかっていたということでしょうから。

ただ、このようなやり方で犯行に及べば、必然的に内部の人間が疑われることになります。内部犯だとしたら、これほどまでに自分に疑いがかかるような犯行の方法をとるものなのか。そこは気になるところです。



http://agora-web.jp/archives/1644192.html

「そもそも自衛隊の存在自体が憲法9条に違反している状態を何とかしなければならない」というのはその通りでしょう。

安保法案とか解釈改憲が是か非かという議論はされるのに、自衛隊の存在が憲法に9条に違反しているかどうかというのが議論されないのは不思議といえば不思議です。

日本語で素直に憲法9条を文理解釈すれば、
憲法9条は戦力の保持を禁止している→自衛隊は戦力に当たる→「自衛隊は憲法違反である」という結論に至るのではないでしょうか。

それを小手先で無理やりに憲法を解釈して「自衛隊は合憲」としているのが現状でしょう。解釈の「変更」を云々する前に、現状の憲法解釈の不自然さを何とかするのが先なのではないかと思うのです。
にも関わらず、これを問題視しない国会議員がいない(ように見える)のは何なのでしょうね。

結局、冒頭の記事にあるように、現在の自衛隊と憲法との整合性を持たせるためには、
①自衛隊を解散する
②憲法9条を改正する
の2択しかないと言っていいでしょう。
この現実としっかりと向き合った議論をすることこそ重要なはず。

しかし、テレビから聞こえてくる議論は憲法の「解釈」の変更といったことばかり・・・。根本的な問題を放置したままで、なんだかなあと思うのです。


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