今、海外のサッカーで八百長が問題になっています。
そこで、スポーツで起こる八百長を防ぐ方法について書いてみたいと思います。

八百長を行うためには、事前の打ち合わせをする必要があります。打ち合わせをして、八百長への「対価」を決めておかなければ八百長は成立しません。

そこで、八百長を防ぐ一番確実な方法は、選手が外部と接触できないようにすることです。一部の競技(競輪など)では、大会の開催直前に選手は特定の場所に集められ、外部の人間と連絡をとることができなくなるようです。
確かに、こうすれば八百長は起こりにくくなるでしょう。

しかし、このような方策がとれるのは短期集中的に大会が開催される競技のみです。野球やサッカーなど多くのスポーツでは1年を通じて試合が行われます。長期間のシーズンの間ずっと、選手が外部と連絡できないようにするのは不可能でしょう。

また、大会が開催されている間だけ選手を拘束したとしても、完全に八百長を防げるわけではありません。八百長をやりにくくなることは確かですが、事前に打ち合わせをしてどういう条件がそろったら八百長をするかを決めておけば、計画的に試合の結果をコントロールすることは可能になります。

そうすると、八百長を行った選手に対する制裁を重くするしかないという結論に至るんですよね・・・。「八百長は割に合わない」と選手が考えるくらい重い制裁を課さないといけない。

何にせよ、八百長が行われているスポーツなんてみたくないので、八百長は撲滅してほしいものです。

コメント

loving-c.
loving-c.
2013年2月13日6:24

八百長をやった選手は永久追放にするというのが考えられます。
それから、プロサッカーでは、サッカークジがあるので、
お金をもらって八百長をすると犯罪になります。
競馬、競輪、競艇、オートレースといった公営ギャンブルでも、
お金をもらって八百長をすると犯罪になります。

かわず
2013年2月13日20:52

loving-c.さん
刑罰があるんですね。知りませんでした、ありがとうございます。
条文にあたってみたんですが、スポーツ振興投票の実施等に関する法律だと37条、38条、42条あたりが根拠条文になるんでしょうね。
でも、42条が八百長を想定した条文なら、お金をもらわなくても八百長に犯罪が成立しそうですから、37条と38条を中心に考えるということなんでしょうか。

とにかく八百長に対する制裁は重くないといけないでしょうね

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