現在、WBCが進行しています。

前回準優勝の韓国が一次リーグで敗退の危機という記事がでていましたね。WBCの大会ルールだと勝敗が同じになった場合には得失点差で順位を決めるようなのですが、韓国はその得失点差で不利な状況に立たされているようです。

ここで注目したいのが、一次リーグ最終戦の試合開始時間。てっきり最後の二試合は同時にプレイボールがされると思っていたのですが、時間差で試合が始まるみたいですね。

たとえば、サッカーのワールドカップのグループリーグでは4チームの総当たり戦が行われますが、各チームの最後の試合は同時にキックオフされます。もし異なる時間にキックオフをすると、後から試合をする方が最初の試合の結果をみて戦略を立てることができてしまいます。

得失点差も絡む場合には、後に試合を行うチームは、前に試合を行ったチームの結果をみて「何点取る必要があるか」が分かって試合をすることができる。これでは前に試合を行うチームとの関係で不公平が生じるので、リーグの最終戦は同時キックオフとされています。

もちろん、サッカーと野球では、試合時間が決まっているかどうかという違いがあります。サッカーの場合は試合時間が90分と決まっているので、同時キックオフにすることで不公平を解消することができます。
しかし野球の場合は試合時間が決まっているわけではありません。そのため、試合の序盤に時間がかかれば、ライバルチームの動向を知った状態で残りのイニングを戦うことができてしまいます。

ただそうは言っても、同時プレイボールにすることで、相当程度は不公平を解消することができます。今のままでは、明らかに最終戦を後に戦うチームの方が有利になってしまいます。

個人的には、この同時プレイボールの問題は、次回のWBCまでに解決すべき問題だと思うのですが。


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