緊急地震速報とスポーツ

2013年8月9日スポーツ

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130808/dst13080823040018-n1.htm

昨日、緊急地震速報の誤報があって、高校野球が行われている甲子園球場でもアラームが鳴ったようですが、試合はそのまま続行しています。

緊急地震速報があったら直ちに試合が中断するような措置がとられるものだと思っていたのですが、そうではないみたいですね。

これは高校野球だけの問題ではありません。他のスポーツでも、緊急地震速報が鳴ったら直ちに試合を中断するような措置がとられないといけない。
具体的には、審判か大会運営者に、緊急地震速報を原因とする試合中止を命じる権限を与えるべきでしょう。

地震が起こった際の危険度から言えば、通常は選手よりも観客の方が危険な場所にいると言えます。
フィールドスポーツなんかは特に、選手は周りに何もない広い場所でプレーしているわけですからね。何かが倒壊してもフィールドにいる選手が負傷する可能性は低い。むしろ、周囲に様々な設備があり、なおかつ傾斜もあるような観客席にいる人の方が危険にさらされていると言えます。

ただ、だからといって、緊急地震速報が流れた際にプレーを続行して良いという道理は無いわけで。どのスポーツでも、緊急地震速報が流れた際の対応策は確立しておく必要があると言えるのではないでしょうか。