http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130830-00000023-sph-base

昨日の試合で、ヤクルトのバレンティン選手が9回裏ツーアウト3塁の場面で敬遠され、観客からブーイングを受けています。

王貞治さんのホームラン記録を塗り替えられたくないために、敢えて敬遠したのではないかという見方もあるようです。しかしあの場面では、中日は勝利のために敬遠策を選んだのだといえるでしょう。試合終盤では、最強のバッターとの勝負を避けることが勝利への近道だと考えることもできるからです。

ただし、敬遠策には当然リスクを伴います。バレンティン選手が打席に立った時点で中日のリードは1点でした。つまり、敬遠をしてしまうと、バレンティン選手はサヨナラのランナーになってしまうわけです。

中日の高木監督は、そのあたりのリスクとバレンティン選手との勝負を避けるメリットとを天秤にかけて、バレンティン選手の敬遠策を選択したのでしょう。

敬遠策は批判されることもありますが、個人的には野球における立派な戦術の一つだと思います。

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