厚労省、独法の入札に便宜か…参加要件を変更(読売新聞)
2014年3月6日 公正取引委員会 コメント (2)
競争入札に参加するための条件を公表→自らが条件を満たしていないことを独立行政法人が厚労省に連絡→厚労省が入札の条件を変更→最終的に入札に参加したのはこの独立行政法人だけ
こんなことをすれば独立行政法人のために便宜を図ったと思われても仕方ないでしょう。
私個人としては、特定の企業や独立行政法人のみに発注すること自体が悪いとは思いません。サービスの質を維持するためには、その方が良いこともあるはずだからです。
しかし、それなら普通に随意契約でやればいいんです。わざわざ競争入札の方法を採る必要はないでしょう。「競争入札の方が公平」という考え方があるからなのかもしれませんが、形式だけ競争入札の体裁をとったって意味がありません。
この事件では公正取引委員会は動くのでしょうか。官製談合に近いものがあるので、公正取引委員会が動くかどうかに注目したいと思います。
こんなことをすれば独立行政法人のために便宜を図ったと思われても仕方ないでしょう。
私個人としては、特定の企業や独立行政法人のみに発注すること自体が悪いとは思いません。サービスの質を維持するためには、その方が良いこともあるはずだからです。
しかし、それなら普通に随意契約でやればいいんです。わざわざ競争入札の方法を採る必要はないでしょう。「競争入札の方が公平」という考え方があるからなのかもしれませんが、形式だけ競争入札の体裁をとったって意味がありません。
この事件では公正取引委員会は動くのでしょうか。官製談合に近いものがあるので、公正取引委員会が動くかどうかに注目したいと思います。
コメント
田村厚生労働大臣は、入札を最初の条件でやり直すことを表明しました。
田村氏は、安倍内閣の中では、常識がある人なのかもしれません。
それから、この事件で公取が動くかどうか、私も注目しています。
必ずしも競争入札にこだわる必要はないと思いますが、競争入札をやるなら公正にやってほしいですね。公取委には毅然とした動きを期待したいと思います。