訴状が届いていないのでコメントできません
2014年3月26日 時事ニュース訴訟が起こったとき、マスコミは訴訟を起こされた被告側を取材します。しかし、訴訟が提起されてすぐに取材が行われても、被告側は「訴状が届いていないのでコメントできません」と言うしかありません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140326-00000036-sanspo-ent
このニュースは一例です。このほかにも、「訴状が届いていないのでコメントできません」と被告側が言っている例は数多くあります。
また、第一審で敗訴した側に控訴するかどうかのインタビューが行われることがあります。しかし、敗訴直後にインタビューが行われても「判決文を精査してから判断したい」と答えるしかないですし、このような回答のみが報道されることはよくあります。
で、これらのニュースの続報が報道されることはほとんどないと言っていいでしょう。訴状が届いてからの被告のコメントや、敗訴した側が判決文を精査した結果どのような態度をとるかについてニュースになることはまずありません。
これは、マスコミがニュースの速報性を重視していることの弊害だと思います。
確かに、訴訟が起こされたり判決がでたタイミングというのは、ニュースとして最も注目が集まる時期なのだと思います。
しかし、「訴状が届いていないのでコメントできない」とか、「判決文を精査してから判断したい」ということを報道することにどれほどの意味があるのでしょうか。ある意味では、訴状が届いてから、判決文を精査してからの当事者の態度の方が重要なはずです。
マスコミには、これらのニュースの「続報」も伝えてほしいと思っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140326-00000036-sanspo-ent
このニュースは一例です。このほかにも、「訴状が届いていないのでコメントできません」と被告側が言っている例は数多くあります。
また、第一審で敗訴した側に控訴するかどうかのインタビューが行われることがあります。しかし、敗訴直後にインタビューが行われても「判決文を精査してから判断したい」と答えるしかないですし、このような回答のみが報道されることはよくあります。
で、これらのニュースの続報が報道されることはほとんどないと言っていいでしょう。訴状が届いてからの被告のコメントや、敗訴した側が判決文を精査した結果どのような態度をとるかについてニュースになることはまずありません。
これは、マスコミがニュースの速報性を重視していることの弊害だと思います。
確かに、訴訟が起こされたり判決がでたタイミングというのは、ニュースとして最も注目が集まる時期なのだと思います。
しかし、「訴状が届いていないのでコメントできない」とか、「判決文を精査してから判断したい」ということを報道することにどれほどの意味があるのでしょうか。ある意味では、訴状が届いてから、判決文を精査してからの当事者の態度の方が重要なはずです。
マスコミには、これらのニュースの「続報」も伝えてほしいと思っています。
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