http://sankei.jp.msn.com/life/news/140504/edc14050418000001-n1.htm
東京都の高校で、安倍総理の靖国神社参拝に対する意見を述べることを試験問題にしたことについて、賛否が分かれているみたいです。
主に問題となっているのは、靖国神社参拝を批判的に捉えている新聞記事のみを添付資料とした点です。確かに、一方の意見のみを取り入れたように見えても仕方ないように思えます。
ただ、個人的には、このような出題方法だけをとらえて「問題アリ」とするのはどうかなあと思います。
たとえば、問題文の中で、「この記事に対して賛成・反対のどちらの立場に立っても構わない」と書いてあればそれでいいと思います。また、採点方法として、教員の意に沿わない立場から意見を述べた場合には減点するというようなことが行われなければ、教員の考え方が強制されるということもないと思います。
校長先生は、今回の出題方法について特に問題があると考えていなかったようですが(そしてそれについて批判の対象となっていますが)、私も校長先生と同じ考えです。特定の思想信条を強制することなく、自分の意見を述べたことに対して得点を与えているのであれば、教育における公正や中立が損なわれることはないと思います。
ただ、誤解の原因となる出題方法だったことは確かでしょう。やはり賛否両論ある問題については、両方の立場の意見を紹介するのが教育の方法としてはベターです。複数の立場の記事の掲載を求めたとしても、試験問題に作成にあたってそれほど教員の負担は増えないでしょうから、今後はなるべく両論併記をお願いしたいです。
東京都の高校で、安倍総理の靖国神社参拝に対する意見を述べることを試験問題にしたことについて、賛否が分かれているみたいです。
主に問題となっているのは、靖国神社参拝を批判的に捉えている新聞記事のみを添付資料とした点です。確かに、一方の意見のみを取り入れたように見えても仕方ないように思えます。
ただ、個人的には、このような出題方法だけをとらえて「問題アリ」とするのはどうかなあと思います。
たとえば、問題文の中で、「この記事に対して賛成・反対のどちらの立場に立っても構わない」と書いてあればそれでいいと思います。また、採点方法として、教員の意に沿わない立場から意見を述べた場合には減点するというようなことが行われなければ、教員の考え方が強制されるということもないと思います。
校長先生は、今回の出題方法について特に問題があると考えていなかったようですが(そしてそれについて批判の対象となっていますが)、私も校長先生と同じ考えです。特定の思想信条を強制することなく、自分の意見を述べたことに対して得点を与えているのであれば、教育における公正や中立が損なわれることはないと思います。
ただ、誤解の原因となる出題方法だったことは確かでしょう。やはり賛否両論ある問題については、両方の立場の意見を紹介するのが教育の方法としてはベターです。複数の立場の記事の掲載を求めたとしても、試験問題に作成にあたってそれほど教員の負担は増えないでしょうから、今後はなるべく両論併記をお願いしたいです。
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