報酬をもらい過ぎな取締役?
2014年6月10日 時事ニュースhttp://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140610-00000041-biz_reut-nb
フェイスブック社のマークザッカーバーグCEOらが、株主の1人から報酬をもらい過ぎだとして訴訟を提起されています。
アメリカの法制度がどうなっているかはよくわからないのですが、日本の会社法を前提とするならこの訴訟は取締役・会社側が勝つのではないかと思います。
取締役の報酬は株主総会で決められます。ということは、現在のフェイスブック社の取締役の報酬も、(日本の法制度を前提に考えれば)株主の多数決で決められているはずなのです。
訴訟を提起した株主は、他の会社と比べてザッカーバーグ氏らの受け取る報酬が多すぎることを指摘しています。しかし、株主総会で報酬を決めているということは、株主らが「その報酬が適正である」と考えていることを意味します。
ザッカーバーグ氏らが自身が大量の株式を保有しており、実質的に株主総会をコントロールできている可能性もあります。しかし、そういう事実があるとしても、取締役の報酬が不当に高額であるということにはなりません。株式会社は株主の利益のために動いているのであり、株主としてのザッカーバーグ氏の判断も尊重されなければなりません。
加えて、訴訟を提起した株主が求めている、取締役に付与する株式数の制限も難しいのではないかと思います。取締役の報酬として株式を与えることは株主総会で決められているはずであり、そもそも報酬を株式(を購入する権利)で与えるストックオプションの制度も普及しているわけですし。
また、会社のやり方が気に食わなければ、その会社の株式を売り払ってしまえば良いのです。株主は株式を売買する中で、利益を大きくしていくことができるのですから。
飛ぶ鳥を落とす勢いの会社で起きた訴訟ですが、どうなるのでしょうか。
フェイスブック社のマークザッカーバーグCEOらが、株主の1人から報酬をもらい過ぎだとして訴訟を提起されています。
アメリカの法制度がどうなっているかはよくわからないのですが、日本の会社法を前提とするならこの訴訟は取締役・会社側が勝つのではないかと思います。
取締役の報酬は株主総会で決められます。ということは、現在のフェイスブック社の取締役の報酬も、(日本の法制度を前提に考えれば)株主の多数決で決められているはずなのです。
訴訟を提起した株主は、他の会社と比べてザッカーバーグ氏らの受け取る報酬が多すぎることを指摘しています。しかし、株主総会で報酬を決めているということは、株主らが「その報酬が適正である」と考えていることを意味します。
ザッカーバーグ氏らが自身が大量の株式を保有しており、実質的に株主総会をコントロールできている可能性もあります。しかし、そういう事実があるとしても、取締役の報酬が不当に高額であるということにはなりません。株式会社は株主の利益のために動いているのであり、株主としてのザッカーバーグ氏の判断も尊重されなければなりません。
加えて、訴訟を提起した株主が求めている、取締役に付与する株式数の制限も難しいのではないかと思います。取締役の報酬として株式を与えることは株主総会で決められているはずであり、そもそも報酬を株式(を購入する権利)で与えるストックオプションの制度も普及しているわけですし。
また、会社のやり方が気に食わなければ、その会社の株式を売り払ってしまえば良いのです。株主は株式を売買する中で、利益を大きくしていくことができるのですから。
飛ぶ鳥を落とす勢いの会社で起きた訴訟ですが、どうなるのでしょうか。
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