公共の空間での撮影なわけですから
2016年2月23日 時事ニュース東海道新幹線で車内をビデオカメラで撮影する試みが始められています。
去年、東海道新幹線で焼身自殺した人がいて、対応策の一環としてビデオ撮影が導入されることになりました。
「プライバシーの侵害」という問題があるのではないかと言われていて、確かにそういう問題もあるかとは思いますが、結論的にはこのビデオ撮影を否定する人は少ないのではないでしょうか。
新幹線の車内は公共の空間ですからね。他人に見られることは想定されている場所です。これがダメだとすると、デパートなどでの防犯カメラの設置もダメだということになってしまいます。
公共の場所ではある程度は「プライバシーの権利」が後退せざるを得ないということだと思います。
去年、東海道新幹線で焼身自殺した人がいて、対応策の一環としてビデオ撮影が導入されることになりました。
「プライバシーの侵害」という問題があるのではないかと言われていて、確かにそういう問題もあるかとは思いますが、結論的にはこのビデオ撮影を否定する人は少ないのではないでしょうか。
新幹線の車内は公共の空間ですからね。他人に見られることは想定されている場所です。これがダメだとすると、デパートなどでの防犯カメラの設置もダメだということになってしまいます。
公共の場所ではある程度は「プライバシーの権利」が後退せざるを得ないということだと思います。
誤審は誤審なんですが
2016年2月20日 スポーツ今日のサッカーゼロックススーパーカップについてです。
サンフレッチェ広島の2点目はPKだったんですが、そのPKに至る判定に誤審がありました。
広島の選手が上げたクロスに対して、ガンバ大阪の選手が顔面でブロックしたのですが、それを主審は手でボールに触ったとしてPKの判定を下したのです。
確かに、誤審は誤審です。しかし、誤審が起きやすい状況ではあったと思います。
まず、大阪の選手が手を挙げていました。審判から見ればハンドが起きる確率が高かったと考えるでしょう。
さらに、ボールの転がり方がまずかった。実際には顔面にボールが当たっているものの、手に当たった場合と同じようなボールの転がり方をしていました。
加えて、線審や第四の審判がフォローしにくいような位置でのプレーだったのもアンラッキーでした。上記のように判断しづらいプレーが起こって、それを最も近くで見ていたのが主審だったので、主審以外の審判が判定に意見しづらかったのだと思います。
今回の誤審を本気で防ごうとするなら、ビデオ判定を導入するとか審判員の数を増やすなどの根本的なところでの制度変更が必要なのでしょう。
単に「審判の技術の向上が必要」ということで片づけてはいけない事例なのだと思います。
サンフレッチェ広島の2点目はPKだったんですが、そのPKに至る判定に誤審がありました。
広島の選手が上げたクロスに対して、ガンバ大阪の選手が顔面でブロックしたのですが、それを主審は手でボールに触ったとしてPKの判定を下したのです。
確かに、誤審は誤審です。しかし、誤審が起きやすい状況ではあったと思います。
まず、大阪の選手が手を挙げていました。審判から見ればハンドが起きる確率が高かったと考えるでしょう。
さらに、ボールの転がり方がまずかった。実際には顔面にボールが当たっているものの、手に当たった場合と同じようなボールの転がり方をしていました。
加えて、線審や第四の審判がフォローしにくいような位置でのプレーだったのもアンラッキーでした。上記のように判断しづらいプレーが起こって、それを最も近くで見ていたのが主審だったので、主審以外の審判が判定に意見しづらかったのだと思います。
今回の誤審を本気で防ごうとするなら、ビデオ判定を導入するとか審判員の数を増やすなどの根本的なところでの制度変更が必要なのでしょう。
単に「審判の技術の向上が必要」ということで片づけてはいけない事例なのだと思います。
元SPEEDファンとしてコメントせずにはいられない
2016年2月17日 時事ニュース夏の参議院議員選挙に今井絵理子さんが自民党から出馬ですか・・・・・。
単なる元SPEEDファンとしての感想になってしまいますが、彼女のこの選択にはやはり複雑な思いを抱かざるを得ません。
今井絵理子さんの過去のツイートに安保関連法案に反対するものがあるそうです。「政治家」となる今井絵理子さんに対して、過去のこのツイートと自民党から出馬することの整合性は問われることになるでしょう。
しかし、単なるSPEEDファンとしての感情はこのようなところにはないのです。
私のような人間は、たとえ今井さんが安保法案に賛成するツイートをしていたとしても、やはり政治家になることには反対するでしょうから。
「選挙のプロ」である巨大政党が、選挙で勝つという目的達成のためには、今井絵理子擁立という手段が最善だと判断したのです。そして、彼女は政党の要請に応えることにした。
まずは頑張ってこの現実を受け入れるところからはじめたいと思います。
単なる元SPEEDファンとしての感想になってしまいますが、彼女のこの選択にはやはり複雑な思いを抱かざるを得ません。
今井絵理子さんの過去のツイートに安保関連法案に反対するものがあるそうです。「政治家」となる今井絵理子さんに対して、過去のこのツイートと自民党から出馬することの整合性は問われることになるでしょう。
しかし、単なるSPEEDファンとしての感情はこのようなところにはないのです。
私のような人間は、たとえ今井さんが安保法案に賛成するツイートをしていたとしても、やはり政治家になることには反対するでしょうから。
「選挙のプロ」である巨大政党が、選挙で勝つという目的達成のためには、今井絵理子擁立という手段が最善だと判断したのです。そして、彼女は政党の要請に応えることにした。
まずは頑張ってこの現実を受け入れるところからはじめたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00000527-san-soci
故意がなければ処罰されない。刑法の大原則です。
アルコールが残っているという認識がなければ、酒気帯び運転で処罰できないというのも、当然と言えば当然なのです。
ただ、現実に体内にアルコールが残っていたのに車の運転を認めてしまうのは良くないのは事実。
アルコールが抜けているかどうか客観的な指標があると良いのですが、具体的にどうすかというのは難しいところ。「酒を飲んでから何時間」というようにできればいいのですが、当然どれだけの酒を摂取したかでアルコールが抜けるまでの時間は異なります。
なかなか悩ましいところです。
故意がなければ処罰されない。刑法の大原則です。
アルコールが残っているという認識がなければ、酒気帯び運転で処罰できないというのも、当然と言えば当然なのです。
ただ、現実に体内にアルコールが残っていたのに車の運転を認めてしまうのは良くないのは事実。
アルコールが抜けているかどうか客観的な指標があると良いのですが、具体的にどうすかというのは難しいところ。「酒を飲んでから何時間」というようにできればいいのですが、当然どれだけの酒を摂取したかでアルコールが抜けるまでの時間は異なります。
なかなか悩ましいところです。
優越的地位の濫用というやつでしょうか
2016年2月11日 公正取引委員会http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00050111-yom-bus_all
独占禁止法は「不公正な取引方法」を禁止していて、「不公正な取引方法」の一つの類型として「優越的地位の濫用」があります。
今回はこの優越的地位の濫用に該当する疑いがあるということで、公正取引委員会が動いているのでしょう。
具体的にどのような取引があったのかこの記事では明らかにされていません。
過去には、大企業が「1円」で商品を納入するよう取引業者に要求したことが優越的地位の濫用になるとされましたが、今回も似たようなことが行われている疑いがあるということなのだと思います。
独占禁止法は「不公正な取引方法」を禁止していて、「不公正な取引方法」の一つの類型として「優越的地位の濫用」があります。
今回はこの優越的地位の濫用に該当する疑いがあるということで、公正取引委員会が動いているのでしょう。
具体的にどのような取引があったのかこの記事では明らかにされていません。
過去には、大企業が「1円」で商品を納入するよう取引業者に要求したことが優越的地位の濫用になるとされましたが、今回も似たようなことが行われている疑いがあるということなのだと思います。
「ドーピング」というレベルの問題ではないかもしれないが
2016年2月8日 スポーツ元プロ野球選手の清原和博さんが覚せい剤を使用した疑いがあるとして逮捕されています。
このニュースで個人的に気になっているのは、薬物使用の時期です。一部の報道では、清原さんが現役時代から覚せい剤を使用していた可能性について言及されています。
もし現役時代から覚せい剤を使っていたとしたら、それは「ドーピング」に該当するはずです。近年では日本のプロ野球でもドーピングは規制されていると思うのですが。
プロ野球でのドーピング検査(行われているならば)では発見できない薬物を使用していたのでしょうか。
覚せい剤使用の容疑で逮捕という段階まで来てしまっているので、「ドーピング」を問題にしている場合ではないかのかもしれません。
しかし、「スポーツ選手」が「違法な薬物を使用」したと疑われているわけですから、このあたりのこともしっかり調査してほしいと思います。
このニュースで個人的に気になっているのは、薬物使用の時期です。一部の報道では、清原さんが現役時代から覚せい剤を使用していた可能性について言及されています。
もし現役時代から覚せい剤を使っていたとしたら、それは「ドーピング」に該当するはずです。近年では日本のプロ野球でもドーピングは規制されていると思うのですが。
プロ野球でのドーピング検査(行われているならば)では発見できない薬物を使用していたのでしょうか。
覚せい剤使用の容疑で逮捕という段階まで来てしまっているので、「ドーピング」を問題にしている場合ではないかのかもしれません。
しかし、「スポーツ選手」が「違法な薬物を使用」したと疑われているわけですから、このあたりのこともしっかり調査してほしいと思います。
有名人を政治家に擁立するというのはよくある話ですが
2016年2月5日 時事ニュース コメント (2)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160205-00000081-san-pol
元SPEEDの今井絵理子さんですか・・・・。
今井さんは現在32歳とのことですから、参議院議員の被選挙権が与えられたこのタイミングでってことですか・・・。
実際に参院選の全国区で出馬すれば当選するだけの知名度はありそうです。
どこの政党もやっていることですからしょうがないのかもしれませんが、それでも「なんだかなあ」と思ってしまうのは私だけではないはずです。
今井さん本人のコメントはでていないようなので、今井さん的には単にはた迷惑な話なのかもしれませんが。
元SPEEDの今井絵理子さんですか・・・・。
今井さんは現在32歳とのことですから、参議院議員の被選挙権が与えられたこのタイミングでってことですか・・・。
実際に参院選の全国区で出馬すれば当選するだけの知名度はありそうです。
どこの政党もやっていることですからしょうがないのかもしれませんが、それでも「なんだかなあ」と思ってしまうのは私だけではないはずです。
今井さん本人のコメントはでていないようなので、今井さん的には単にはた迷惑な話なのかもしれませんが。
いつかこういう日が来るとは覚悟はしているが
2016年2月2日 スポーツ一部報道で、サンフレッチェ広島の森保監督を、2020年東京オリンピック代表監督に起用するという話が出ています。
2016年シーズン終了の段階で森保監督はサンフレッチェの監督に就任して5年が経過することになります。普通に考えたら「長期政権」なわけですから、そろそろ交代してもいいだろうと考える人がいてもおかしくはないと思います。
ただし、森保監督はサンフレッチェと2年契約を締結しているはず。2016年終了時に代表監督に就任するとなれば、日本協会がサンフレッチェ広島に違約金か何かを支払うということになるのでしょうか。
これだけの実績を作った監督ですから、代表監督候補に挙がっても全く不思議ではありません。サンフレッチェファンとしては、いつかは「その時」が来ることを覚悟しておくしかないのでしょう。
2016年シーズン終了の段階で森保監督はサンフレッチェの監督に就任して5年が経過することになります。普通に考えたら「長期政権」なわけですから、そろそろ交代してもいいだろうと考える人がいてもおかしくはないと思います。
ただし、森保監督はサンフレッチェと2年契約を締結しているはず。2016年終了時に代表監督に就任するとなれば、日本協会がサンフレッチェ広島に違約金か何かを支払うということになるのでしょうか。
これだけの実績を作った監督ですから、代表監督候補に挙がっても全く不思議ではありません。サンフレッチェファンとしては、いつかは「その時」が来ることを覚悟しておくしかないのでしょう。
サンフレッチェの今季日程
2016年1月30日 スポーツ久々にサッカーの話題を。
Jリーグの今季の試合日程が発表されています。ファン的にはどの試合を観に行くかということを考えるわけですが・・・・・。
予想されたとはいえACLがあるために厳しい日程になっていますね。特に4月から5月の日程はキツイ。
移動だけを見ると
広島→タイ→鹿島→広島→オーストラリアか中国かインド→横浜→静岡→広島→広島→広島
ように動いて試合をこなしていくわけですから。
試合間隔も中3日か4日になるので、これだけの長距離移動をしながら休みがほとんどとれないことになります。さらに、もしACLを勝ち上がれば、過酷な日程は5月も続くことになります。
いかに選手を休ませながら戦っていくかが重要なシーズンになりそうです。
Jリーグの今季の試合日程が発表されています。ファン的にはどの試合を観に行くかということを考えるわけですが・・・・・。
予想されたとはいえACLがあるために厳しい日程になっていますね。特に4月から5月の日程はキツイ。
移動だけを見ると
広島→タイ→鹿島→広島→オーストラリアか中国かインド→横浜→静岡→広島→広島→広島
ように動いて試合をこなしていくわけですから。
試合間隔も中3日か4日になるので、これだけの長距離移動をしながら休みがほとんどとれないことになります。さらに、もしACLを勝ち上がれば、過酷な日程は5月も続くことになります。
いかに選手を休ませながら戦っていくかが重要なシーズンになりそうです。
教訓は「リーガルリスクはあらかじめ回避すべき」ということ
2016年1月24日 時事ニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160124-00000045-san-soci
この記事にある事件から何を読み取るべきかといえば、「善き家政婦のことを考慮し妥当な判決が出て良かった」ということだけではありません。
そもそも、裁判にならないような方策はなかったのかということを考えなければならないでしょう。
この訴訟で大きな争点になっているのは「遺言が有効かどうか」という点です。たとえば、記事の最後でも触れられていますが、公正証書遺言を作成することは遺言の効力を確固たるものにし、後日の紛争を予防するのに有効な方法です。
ただ、公正証書遺言というのは存在自体知らない人はたくさんいます。それでも、亡くなった方が弁護士や行政書士などに相談するという発想を持ち合わせていれば、法律の専門家が公正証書遺言その他の方法を提示して、裁判それ自体が生じることを防いでくれたのではないでしょうか。
争いの泥沼化を防ぐには、何かが起きる前にしっかりと準備をする必要がある、そんなことを教えてくれている事件だと言えます。しかし、当事者が「リーガルリスク」であると認識していないところに「リーガルサービス」を提供することは難しいという側面もあるでしょうから、難しいところです。
この記事にある事件から何を読み取るべきかといえば、「善き家政婦のことを考慮し妥当な判決が出て良かった」ということだけではありません。
そもそも、裁判にならないような方策はなかったのかということを考えなければならないでしょう。
この訴訟で大きな争点になっているのは「遺言が有効かどうか」という点です。たとえば、記事の最後でも触れられていますが、公正証書遺言を作成することは遺言の効力を確固たるものにし、後日の紛争を予防するのに有効な方法です。
ただ、公正証書遺言というのは存在自体知らない人はたくさんいます。それでも、亡くなった方が弁護士や行政書士などに相談するという発想を持ち合わせていれば、法律の専門家が公正証書遺言その他の方法を提示して、裁判それ自体が生じることを防いでくれたのではないでしょうか。
争いの泥沼化を防ぐには、何かが起きる前にしっかりと準備をする必要がある、そんなことを教えてくれている事件だと言えます。しかし、当事者が「リーガルリスク」であると認識していないところに「リーガルサービス」を提供することは難しいという側面もあるでしょうから、難しいところです。
震災復興関連事業の談合については色々と言いたい
2016年1月21日 公正取引委員会 コメント (2)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00000046-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00000003-mai-soci
震災復興関連事業の談合、言いたいことがたくさんありすぎるので箇条書きにします。
・談合をしない旨の「誓約書」を提出させたということですが、それで談合は防げないですよね。震災後の混乱で、行政側がそれ以外の手段をとれなかったということかもしれませんが。
・「割り振り表」なるものが見つかっています。談合事件においてこれほどはっきりとした証拠が見つかるのは珍しいのではないでしょうか。通常の談合事件では事業者は証拠を残さないようにしますし、それが談合事件の特徴でもありますから。
・競争入札を行った以上、談合を行っていけないのは当然。公正取引委員会にはしっかりと調査を行ってほしいと思います。ただ・・・・・・
・そもそも競争入札により発注すべき事業だったのかは疑問があります。2011年の8月から9月に行われた入札ということですから、震災からの復興が急がれる時期だったわけです。そんな時期にも関わらず、悠長に時間のかかる競争入札を行うべきだったのかと。多少費用が掛かったとしても、即断即決で随意契約て工事を発注すべきだったのではないかと思います。
・法制度上、競争入札を回避して随意契約でやるというのは難しいのかもしれません。しかし、震災直後で道路復旧が急がれるという「非常時」にまで競争入札を行わなければならなかったとすれば、それはむしろ法制度の方に不備があると言わざるを得ません。
・独占禁止法違反事件として処理するのは当然ではあるが、そもそもの法律の方に欠陥があるのではないか。そんなことを考えさせられる事件です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00000003-mai-soci
震災復興関連事業の談合、言いたいことがたくさんありすぎるので箇条書きにします。
・談合をしない旨の「誓約書」を提出させたということですが、それで談合は防げないですよね。震災後の混乱で、行政側がそれ以外の手段をとれなかったということかもしれませんが。
・「割り振り表」なるものが見つかっています。談合事件においてこれほどはっきりとした証拠が見つかるのは珍しいのではないでしょうか。通常の談合事件では事業者は証拠を残さないようにしますし、それが談合事件の特徴でもありますから。
・競争入札を行った以上、談合を行っていけないのは当然。公正取引委員会にはしっかりと調査を行ってほしいと思います。ただ・・・・・・
・そもそも競争入札により発注すべき事業だったのかは疑問があります。2011年の8月から9月に行われた入札ということですから、震災からの復興が急がれる時期だったわけです。そんな時期にも関わらず、悠長に時間のかかる競争入札を行うべきだったのかと。多少費用が掛かったとしても、即断即決で随意契約て工事を発注すべきだったのではないかと思います。
・法制度上、競争入札を回避して随意契約でやるというのは難しいのかもしれません。しかし、震災直後で道路復旧が急がれるという「非常時」にまで競争入札を行わなければならなかったとすれば、それはむしろ法制度の方に不備があると言わざるを得ません。
・独占禁止法違反事件として処理するのは当然ではあるが、そもそもの法律の方に欠陥があるのではないか。そんなことを考えさせられる事件です。
今年の雪はセンター試験を回避した
2016年1月18日 時事ニュース雪で交通ダイヤが乱れ、通勤通学に大きな影響が出ていました。
しかし、今年の大学受験生はほっとしているのではないでしょうか。もし昨日雪が降っていれば、センター試験を直撃したわけですから。受験生もセンター試験を運営する側もてんやわんやになるであろうことは想像に難くありません。
雪の影響を受けた人もたくさんいるので「不幸中の幸いだった」とは言えませんが、高校生の人生を左右しかけないセンター試験が平穏無事に終わったことについてはプラスに捉えるべきかと思います。
しかし、今年の大学受験生はほっとしているのではないでしょうか。もし昨日雪が降っていれば、センター試験を直撃したわけですから。受験生もセンター試験を運営する側もてんやわんやになるであろうことは想像に難くありません。
雪の影響を受けた人もたくさんいるので「不幸中の幸いだった」とは言えませんが、高校生の人生を左右しかけないセンター試験が平穏無事に終わったことについてはプラスに捉えるべきかと思います。
バスの事故が増えているような気がする
2016年1月15日 時事ニュース軽井沢でスキーバスが崖から転落する事故が起こっています。
今回の事故に限らず、大きなバス事故がここ数年で増えているような気がします。事故原因の調査はこれからだと思いますが、やはり利益を優先して安全対策を怠っていた可能性を考えざるを得ません。
安全に関する規制を厳しくするだけでは問題は解決すればいいのですが・・・・。競争が激しく「そうしなければ生き残れない」という現実があるのならば、業者としてもやむを得ず安全対策を後回しにしてしまうのではないでしょうか。
簡単には解決できない根深い問題が潜んでいるような気がしてなりません。
今回の事故に限らず、大きなバス事故がここ数年で増えているような気がします。事故原因の調査はこれからだと思いますが、やはり利益を優先して安全対策を怠っていた可能性を考えざるを得ません。
安全に関する規制を厳しくするだけでは問題は解決すればいいのですが・・・・。競争が激しく「そうしなければ生き残れない」という現実があるのならば、業者としてもやむを得ず安全対策を後回しにしてしまうのではないでしょうか。
簡単には解決できない根深い問題が潜んでいるような気がしてなりません。
この手の「炎上」は最近よく聞く話ですが
2016年1月11日 時事ニュース コメント (2)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160110-00000003-jct-soci
不動産屋の社員が、山本堀北夫妻の物件探しの様子をツイートしたことが問題になっています。
こういった事件の場合ツイートしたことが第一義的に問題視されますが、そもそもの本質的な問題点は「他人の秘密を漏らしてしまっていること」にあるはずですよね。だから、ツイートしようが居酒屋で友人に話そうが、本来は両者に違いはないはずです。
もちろん、現実的にはツイッターでは発言の証拠が半永久的に残るけど、居酒屋での会話なら証拠が残らないという点で、この二つの事例には大きな違いがあります。しかし、これはあくまで「証拠」レベルでの話でしかありません。もし何らかの形で居酒屋での会話が記録されていたら、ツイッターと同じように問題化する可能性はあるわけで。
ツイッターだから問題になりやすいが、ツイートしなければいいという問題でもないということは、意識しなければならないと思います。
不動産屋の社員が、山本堀北夫妻の物件探しの様子をツイートしたことが問題になっています。
こういった事件の場合ツイートしたことが第一義的に問題視されますが、そもそもの本質的な問題点は「他人の秘密を漏らしてしまっていること」にあるはずですよね。だから、ツイートしようが居酒屋で友人に話そうが、本来は両者に違いはないはずです。
もちろん、現実的にはツイッターでは発言の証拠が半永久的に残るけど、居酒屋での会話なら証拠が残らないという点で、この二つの事例には大きな違いがあります。しかし、これはあくまで「証拠」レベルでの話でしかありません。もし何らかの形で居酒屋での会話が記録されていたら、ツイッターと同じように問題化する可能性はあるわけで。
ツイッターだから問題になりやすいが、ツイートしなければいいという問題でもないということは、意識しなければならないと思います。
外部犯ではなさそうですよね
2016年1月9日 時事ニュース コメント (2)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160108-00000103-mai-soci
ホテルが預かって施錠をしている部屋から盗まれたとなると、内部の人間の犯行と思われてもやむを得ないですよね。
しかも、防犯カメラにも映っていなかったということは、防犯カメラがどこに設置されているかもわかっていたということでしょうから。
ただ、このようなやり方で犯行に及べば、必然的に内部の人間が疑われることになります。内部犯だとしたら、これほどまでに自分に疑いがかかるような犯行の方法をとるものなのか。そこは気になるところです。
ホテルが預かって施錠をしている部屋から盗まれたとなると、内部の人間の犯行と思われてもやむを得ないですよね。
しかも、防犯カメラにも映っていなかったということは、防犯カメラがどこに設置されているかもわかっていたということでしょうから。
ただ、このようなやり方で犯行に及べば、必然的に内部の人間が疑われることになります。内部犯だとしたら、これほどまでに自分に疑いがかかるような犯行の方法をとるものなのか。そこは気になるところです。
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/28863
ネット上にあった記事ですが、将棋を知らない人は思ったよりも多いんですね。
個人的には将棋は好きだしたまに将棋道場に行ったりもするから、この結果は残念です。
将棋の「面白さ」がわかるようになるまで時間がかかるのが原因なのかなと思います。
一手の意味を考えるとか戦略を練るとかいったことは、「駒の動かし方を覚える」だけではできないですからね。そういったことの楽しさを感じることができれば、将棋を楽しむ人が増えていくと思うのですが。
一将棋ファンとしては、将来的にこの結果が逆になることを願ってやみません。
ネット上にあった記事ですが、将棋を知らない人は思ったよりも多いんですね。
個人的には将棋は好きだしたまに将棋道場に行ったりもするから、この結果は残念です。
将棋の「面白さ」がわかるようになるまで時間がかかるのが原因なのかなと思います。
一手の意味を考えるとか戦略を練るとかいったことは、「駒の動かし方を覚える」だけではできないですからね。そういったことの楽しさを感じることができれば、将棋を楽しむ人が増えていくと思うのですが。
一将棋ファンとしては、将来的にこの結果が逆になることを願ってやみません。
明けましておめでとうございます
2016年1月3日 日常今年もよろしくお願いします。
昨年の序盤はそれなりのペースでダイアリーノートを書いていたのですが、段々と更新頻度が落ちて行ってしまいました。今年はある程度コンスタントに更新していければいいなと思います。
それと、昨年の終わりの方はスポーツの話題(というかサンフレッチェの話題)ばかりになっていました。サンフレッチェが優勝争いをしていたので仕方のない部分もあるのですが、もう少し他の話題も書いていきたいと考えいます。
個人的には、法律系のテーマも好きなので、これを少しずつ増やしていけたら良いと思っています。
以上、ダイアリーノートに関する「今年の目標」でした。
昨年の序盤はそれなりのペースでダイアリーノートを書いていたのですが、段々と更新頻度が落ちて行ってしまいました。今年はある程度コンスタントに更新していければいいなと思います。
それと、昨年の終わりの方はスポーツの話題(というかサンフレッチェの話題)ばかりになっていました。サンフレッチェが優勝争いをしていたので仕方のない部分もあるのですが、もう少し他の話題も書いていきたいと考えいます。
個人的には、法律系のテーマも好きなので、これを少しずつ増やしていけたら良いと思っています。
以上、ダイアリーノートに関する「今年の目標」でした。
敢えてチャンピォンシップの制度に賛成する
2015年12月25日 スポーツ今年からJリーグで復活したチャンピォンシップ。批判の声が多かったように思いますが、賛成の立場から論じてみようと思います。
チャンピォンシップ復活の理由は、「普段サッカーに対して興味を持っていないライト層にもサッカーに目を向けてもらうため」という点にありました。そして、この目的はかなり高いレベルで達成され、私がチャンピォンシップに賛成する理由もここにあります。
チャンピォンシップは、地上波でゴールデンタイムでテレビ放送されました。やはりこれは大きなことだと言わざるを得ないでしょう。「勝った方が日本一」という試合を地上波ゴールデンタイムにテレビ放送する、普段サッカーを見ていない人たちに対するアピールとしてはこれ以上ないものと言っても過言ではありません。
仮にチャンピォンシップがなければ、このようなテレビ放送はされなかったはずです。ゴールデンタイムでの地上波テレビ中継、これを獲得できたことは大きな「成果」です。
チャンピォンシップに対する批判としては、「どういう仕組みになっているのかわかりにくい」というものがあります。確かに、どのチームが出場するのかといったことがわかりくにくなっていたことは事実です。
しかし、サッカーを普段見ていない人たちがそこまで注目するでしょうか。サッカーを普段見ていない人たちが注目するのはチャンピォンシップ「決勝のみ」でしょう。決勝だけ切り取れば、「勝った方が日本一」なのですから、これ以上なく「わかりやすい」ものだったと言えます。
本音を言えば、レギュラーシーズンでどれだけ勝ち点を獲得しても日本一になれないチャンピォンシップ制度は不公平だと思っています。しかし、チャンピオンシップのもつ大きな「メリット」の考えると、これを否定すのも難しく、悩ましいところです。
チャンピォンシップ復活の理由は、「普段サッカーに対して興味を持っていないライト層にもサッカーに目を向けてもらうため」という点にありました。そして、この目的はかなり高いレベルで達成され、私がチャンピォンシップに賛成する理由もここにあります。
チャンピォンシップは、地上波でゴールデンタイムでテレビ放送されました。やはりこれは大きなことだと言わざるを得ないでしょう。「勝った方が日本一」という試合を地上波ゴールデンタイムにテレビ放送する、普段サッカーを見ていない人たちに対するアピールとしてはこれ以上ないものと言っても過言ではありません。
仮にチャンピォンシップがなければ、このようなテレビ放送はされなかったはずです。ゴールデンタイムでの地上波テレビ中継、これを獲得できたことは大きな「成果」です。
チャンピォンシップに対する批判としては、「どういう仕組みになっているのかわかりにくい」というものがあります。確かに、どのチームが出場するのかといったことがわかりくにくなっていたことは事実です。
しかし、サッカーを普段見ていない人たちがそこまで注目するでしょうか。サッカーを普段見ていない人たちが注目するのはチャンピォンシップ「決勝のみ」でしょう。決勝だけ切り取れば、「勝った方が日本一」なのですから、これ以上なく「わかりやすい」ものだったと言えます。
本音を言えば、レギュラーシーズンでどれだけ勝ち点を獲得しても日本一になれないチャンピォンシップ制度は不公平だと思っています。しかし、チャンピオンシップのもつ大きな「メリット」の考えると、これを否定すのも難しく、悩ましいところです。
サンフレッチェ広島はクラブワールドカップの三位決定戦に勝ち「世界3位」となりました。2012年にクラブワールドカップに出場したときには「世界5位」となったわけですから、それよりも良い結果を残したことになります。
それにしても、サンフレッチェがここまでの成績を残せるクラブに成長したというのは感慨深いものがあります。
2007年12月にJ2降格を経験し、胸が潰れるほど悲しい思いをしてから10年も経っていないわけですから。
2012年に初優勝を果たしたとき「現実的にこれよりも強いチームを難しいのだろうな」と思ったものです。しかし、今年のサンフレッチェは2012年のサンフレッチェよりも強かった。
今年残っている大会は天皇杯。世界3位になった年の天皇杯ではどのような結果を残してくれるのでしょうか。
それにしても、サンフレッチェがここまでの成績を残せるクラブに成長したというのは感慨深いものがあります。
2007年12月にJ2降格を経験し、胸が潰れるほど悲しい思いをしてから10年も経っていないわけですから。
2012年に初優勝を果たしたとき「現実的にこれよりも強いチームを難しいのだろうな」と思ったものです。しかし、今年のサンフレッチェは2012年のサンフレッチェよりも強かった。
今年残っている大会は天皇杯。世界3位になった年の天皇杯ではどのような結果を残してくれるのでしょうか。
リバープレート戦で感じた世界の差
2015年12月17日 スポーツ コメント (2)サンフレッチェ広島対リバープレート、0-1で敗れました。
全体的に見れば、リバープレートに押し込まれてはいました。Jリーグにはない「個の力」を感じたことも事実です。
それでも、勝つチャンスが全くなかったわけではありませんでした。失点がなければ、いくつかあった得点機を決めていれば・・・・サンフレッチェが決勝に進んでいた可能性はあったと思います。
ただし、サンフレッチェの選手はこれ以上ないパフォーマンスを見せていてくれていたと思います。守備では最後の最後まで体を張ることができていましたし、攻撃でもサンフレッチェらしくパスを回して崩す場面を作れていました。
失点シーン、キーパーの林がパンチングの選択をしていれば・・・・というのはありますが、林がいなければサンフレッチェがこの舞台にいなかったことは明らか。彼を責めることはできません。
本当に、これだけ強いサンフレッチェがこれほどの戦いを演じても世界レベルのチームには追いついていない、「世界との差」を感じた一戦でした。
全体的に見れば、リバープレートに押し込まれてはいました。Jリーグにはない「個の力」を感じたことも事実です。
それでも、勝つチャンスが全くなかったわけではありませんでした。失点がなければ、いくつかあった得点機を決めていれば・・・・サンフレッチェが決勝に進んでいた可能性はあったと思います。
ただし、サンフレッチェの選手はこれ以上ないパフォーマンスを見せていてくれていたと思います。守備では最後の最後まで体を張ることができていましたし、攻撃でもサンフレッチェらしくパスを回して崩す場面を作れていました。
失点シーン、キーパーの林がパンチングの選択をしていれば・・・・というのはありますが、林がいなければサンフレッチェがこの舞台にいなかったことは明らか。彼を責めることはできません。
本当に、これだけ強いサンフレッチェがこれほどの戦いを演じても世界レベルのチームには追いついていない、「世界との差」を感じた一戦でした。