3×4=9

2014年9月1日 TV
「他人の失敗に対する寛容さ」の記事を書いた直後にこんな記事を書くのはちょっと気が引けるのですが、思わず笑っちゃったので。

さっきのNHKニュース9で、

「デング熱のニュースの際、3匹の蚊が4人の人を血を吸った場合にデング熱に感染するのは9人だとお伝えしましたが、正しくは3×4で12人でした。失礼致しました」ってアナウンサーが言ってました。

こんなミスがあるんですね。
若い人の方が、他人の失敗に寛容だと思います。

年をとった人の方が他人の失敗に厳しいようにみえます。

「最近の若い者は~~」みたいなフレーズがありますが、最近の若い人には寛容さがあり、若くない人が短気だと思いますよ。

もちろん、99%以上の人は寛容さを持ち合わせていると思います。ただ、残りの1%に入るのは若い人ではなく年配の人なのではないかと。

これに共感してくれる人、いるかなあ・・・。
8月が終わろうとしているのに、広島カープは優勝戦線に踏みとどまっています。

首位巨人とは2ゲーム差。十分に逆転優勝を狙える位置につけています。

もちろん、クライマックスシリーズも重要なのですが、やはりリーグ戦の順位も気になるものです。

秋になろうというのに、広島カープが現実的な優勝の可能性を残したままでいるというのはいつ以来でしょうか。1996年の、巨人に大逆転優勝を食らったシーズン(俗に言うメークドラマ)以来なのではないでしょうか。

カープファンが待ち望んだ、熱く燃えるような秋がやってきました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000002-wordleafs-base

高校野球はもう終わってしまいましたが、甲子園に関する記事をひとつ紹介します。

大差でリードしているチームは、盗塁をしてよいかどうかと言うことをテーマにした記事です。
この中では、「大差でリードしているのに容赦なく盗塁をするのは、死者に鞭打つ行為だから慎むべきだ」という考えが紹介されています。

しかし、「最後まで試合をあきらめない」ということを教えるならば、その裏返しで「何点リードしても最後まで手を緩めない」ということを教えないといけないと思うのですが。

試合をあきらめない相手がいるからこそ、点差が開いてもさらに点を取ろうとするわけで。むしろ手を緩めない行為こそが、相手に敬意を表していることになると思います。「あなたにはこの点差からも逆転できる力があります。だから、さらに点差を広げさせてもらいます」と言っているのと同じですから。

だいたい、攻撃の手を緩めた後に逆転されたらどうするのでしょうか。それこそ、「あの時、緩めずに得点をとりに行っていれば」と考えてしまい、悔やんでも悔やみきれないと思うのですが。

というわけで、どんな場面でも全力で試合に臨むべきで、手を緩めるべきではないとするのが私の意見です。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000079-dal-ent

橋本聖子議員がスケートの高橋大輔選手にキスを強要したのではないかとして問題となっています。

これ、キスを強要した側が女性だったからそれほど大きく報じられていませんが、男性がキスを強要した事案だとしたら、それはもうセクハラとしてマスコミから大バッシングの対象となっているのではないでしょうか。



この報道に対して橋本聖子議員は、「キスを強制した事実はない」と釈明しています。

しかしこれ、男性の国会議員が若い女性に対して同じようなことをやっていたとしたら、男性側が「キスを強制してはいない」と言ったって信じる人は少ないでしょう。



また、こういう記事も出ています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000122-spnannex-spo

高橋選手の側もセクハラだとは受け取っては考えていないとする記事です。

しかしこれも、セクハラの「被害者」が女性だったとしたらどうでしょうか。被害者の側が本心から語っている言葉ではないと判断される可能性が高い気がします。


もちろん、今はまだ事実関係の確認もしっかり行われていない段階なので、冤罪の可能性も考慮すべきではあります。


しかし、「男女平等」というのは、冤罪の可能性も含めた扱いのことを言うのではないかとも思うのです。なので、マスコミはもう少しこの事件を「重大事案」として扱うべきなのではないかと。




集団的自衛権についてNHKスペシャルでやってましたので感想を書いてみたいと思います。

このNHKスペシャルは、司会2人にゲスト6人(賛成派3人反対派3人)が議論をするという形式で番組が進んで行きました。

退屈な人にには退屈なのかもしれませんが、個人的には良い番組だと思いました。集団的自衛権について考えを整理することができましたし。

個人的に良いゲストだと思ったのは瀬良さん(瀬古さんかも。NHKのホームページで確認しようと思ったのですがゲストの名前が見つけられなかった。名前違ったらごめんなさい)。

瀬良さん(瀬古さん)は女性のNPO法人の代表者で、彼女の意見には「現場の人間だからこそ分かる」というものがあったと思います。

逆に良くないゲストだと思ったのは鳥越さん。自分の主張ばかりを繰り返して、最終的には論理破綻してたような・・・・・。でもゲストの中では彼が一番有名なんだろうなあ・・・・・。


全体的には意義のある良番組だと思いました。


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東京地検は、安倍晋三首相に対する侮辱的な記事を書き市民団体に告発された朝鮮日報の記者に対し、出国禁止の措置を講じたと発表した。

朝鮮日報の記者は今月3日、朝鮮日報電子版に掲載した「安倍晋三首相は誰と会っていた?」というタイトルで、安倍晋三首相がある女性と秘密裏に会っていたといううわさが東京証券取引所で流れている内容の記事を配信した。これに対し市民団体が、「根拠のない虚偽の事実により総理大臣の名誉を傷つけ、国紀を乱した」として、検察に告発した。

東京地検の関係者は「朝鮮日報の記者が韓国に帰国すれば、捜査自体が不可能になる恐れがあるため、出国禁止の措置を講じた」と語った。

東京地検がこの記者に対する出国禁止措置を講じたことを受け、朝鮮日報は10日付の1面でこの事実を報じた。韓国の政府筋は10日、この問題について「日韓関係に影響が及ぶのではないか。報道の自由という側面でも心配し、注視している」とのコメントを残している。


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もしこのようなニュースがあるとしたら、安倍総理や東京地検のやっていることは不当だとか権力の暴走であるというように評価されるでしょう。私も同じような感想をもちます。

権力者が自分を批判する記事を書いたことを理由に何らかの制裁を加えるというのは独裁国家のやることでしょう。報道の自由を侵害していると言われても文句は言えません。

これは安倍総理の「横暴」である、そういう結論を念頭に置いて以下のアドレスの記事を見ると考えさせられます。





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140811-00000731-chosun-kr





韓国で同じようなことが行われているのです。

冒頭のニュースは、日本の出来事として置き換えてみれば考えやすくなると思い、私がフィクションとして作ってみました。

この朝鮮日報で報じられていることは事実なのでしょうか。もし日本で同じようなことが起これば「報道の自由の侵害」として大きな批判は免れないでしょうから、韓国でも同じような批判が起こってもおかしくはないと思うのですが。

実際に動いているのは検察だけで大統領は関与していないという可能性はあると思いますが、それでも「報道の自由の侵害」がなくなるわけではありません。

韓国は、時々信じられないような法制度を作っていたり法律の運用をしていると思います(以前もこのブログで指摘しました)。





「安倍総理の横暴」という結論から得られるもの、それは「朴槿恵大統領の横暴」という結論です。


ナゴヤドームまで行って中日ドラゴンズ対広島東洋カープの試合を観戦してきました。

試合は6-2で広島の快勝、3連敗を免れました。

先発の戸田投手、毎回のようにランナーを背負うピッチングでしたが、どうにかこうにか7回途中まで2失点でしのいでくれました。どうもこの試合のピッチングで、自己最高投球回数を更新したのだとか。
勝利投手になれたのは良かったとは思いますが、安定感があるとは言い難かったので、もっと力を付けてしっかりとカープの戦力になってほしいですね。

打線の方は、ホームランありタイムリーあり犠牲フライありで6点とりましたからね。毎試合これくらいの攻撃ができれば、優勝がぐっと近づくでしょう。

中日的には七回表ノーアウト1塁で何でもないゴロをエラーしたのが痛かったですね。2アウトランナーなしのはずが、ノーアウト1塁2塁でエルドレッド選手を打席に迎えることになり、決定的な2点を失ってしまいました。

それにしても、やはり生観戦はいいですね。
是非とも今年は「優勝決定試合」を生観戦したい。

ネタの選択

2014年7月31日 日常
日記に書きたいことが無いわけじゃないんですが、なんとなく自分の考えがまとまらずに書けずにいます。

ネタ候補としては、

・サンフレッチェの現状
・カープの現状
・所有者のいない土地の増加
・永住外国人の生活保護に対する最高裁判決

なんかがあるんですけどね。

自分の中で意見を持てないと、日記にアウトプットしようという気が起きない・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00000084-san-soci

裁判員裁判で判断された量刑が重すぎるとして、最高裁はこの判決を破棄しました。

確かに、他の類似の事件と比べて、この事件で下される量刑が重くなるというのは問題です。似たような事件なら、刑罰も同じくらいにしなければならないというのはその通りでしょう。

しかし、そもそも裁判員裁判が導入された理由の一つに、「職業裁判官の判断だけでなく、一般市民の感覚も取り入れた裁判を行う」というものがあったはず。
確かに、今回の裁判員裁判で決められた量刑は非常に重いものだったかもしれませんが、それは一般市民の感覚を取り入れたものだからこそだとも言えます。

裁判員裁判の趣旨と他の類似の事件との公平性を両立させるというなら、今回の裁判員裁判の判決の基準を他の裁判でも適用するというくらいの姿勢が必要なのではないでしょうか。

そもそも、裁判員裁判では職業裁判官が判断する事件に比べて量刑が重くなるというのは予測できたことです。それを今さら問題視するのはいかがなものかと思います。

市民の「直感」を訴訟に取り入れるために始まった裁判員裁判、今回はその市民の直感に最高裁が「NO」を突き付けたわけです。裁判員裁判の制度そのものが揺らいでいると言えるのではないでしょうか。


名探偵コナン84巻、ファイル名「凧揚げ大会」でのコナン君のセリフです。

「盗聴すりゃいいんだよ」でインターネット検索をかけたら何件かヒットしたので、少年サンデーを読んでいる人にとっては既知の話題だったんですね。自分は基本的にコミックの方を読んでいるので、このセリフは最近知りました。

コナン君、なかなかの悪人面です。しかも、歩美ちゃんに盗聴の片棒を担がせようとしています。ちなみに、盗聴の相手は灰原さんです。

ただし、コナン君は盗聴に失敗しています。何故コナン君が犯行に及ぼうとしたかは、コミックを読んでのお楽しみですね(ネットで検索をかければわかることですが)。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140715/crm14071520260031-n1.htm

ダイソーが下請け業者に対して売れ残り商品を返品させたり商品を安く買いたたいたことで、公正取引委員会から下請法違反として勧告を受けています。

独占禁止法的な考え方でいけば、ダイソーのやったことは「優越的地位の濫用」にあたります。そもそも、下請法自体が、「優越的地位の濫用」をより具体化したものとなっています。

優越的地位の濫用というのは、文字通り自分が強い立場にあることを不当に利用して、立場の弱い業者から無理やり利益を得ることをいいます。当然、(独占禁止法にあてはめようが下請法にあてはめようが)違法な行為になります。

この手の行為はちょいちょい問題になっています。

例を挙げれば、だいぶ以前のことになりますが、ローソンが取引相手に対して一部の商品を「1円」で納入させていたことがありました。今回ダイソーがやったことと、同じ性質の事件でした。

公取委には下請いじめ撲滅のために頑張ってほしいと思います。

こういう事件がありました。某雑誌を参考にして紹介します。



Aは麻薬密売組織を探るため、自分の身分を隠して捜査に当たっていた。そして、Aはついに巨悪の情報を得ることに成功する。

潜入捜査官A「やった!麻薬犯罪の情報ゲット!」

悪い人B「おっと。そこまでだ」

潜入捜査官A「しまった!見つかった」

悪い人B「フフフ。このまま帰れると思うなよ」

Bは拳銃をAに突きつける。

潜入捜査官A「くっ。俺を殺す気か」

悪い人B「そこに覚せい剤と注射器がある。殺されたくなければ、自分で自分の腕に覚せい剤を打つんだ」

潜入捜査官A「殺されるくらいなら・・・。自分に覚せい剤を打つしかない・・・」

Aは自分に覚せい剤を注射することになる。




この場合、見た感じはAは覚せい剤使用罪を犯してしまってますが、緊急避難が成立してAは無罪になるそうです。

結論だけみれば、無罪で当然って流れの事件ですね。

ちなみに東京高判平成24年12月18日。



http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140709-00050136-yom-int

ワールドカップでブラジル代表が大敗を喫したことで、ブラジルの大統領への批判が高まる見込みとのことです。

サッカーの勝敗なんて、政治には関係ないし関係づけるべきではないですよ。ワールドカップに伴うスタジアムの建設自体の是非を議論することは必要だとは思いますが、サッカーの勝敗そのものは大統領がどうにかできることではないです。

論理的に考えて議論をしないと何も生み出せません。「サッカーで負けたから大統領を批判」なんて、スポーツにとっても政治にとってもマイナスでしかないでしょう。

ただ嫌いだからとか、雰囲気で何かを批判するのは止めた方が良いに決まってるのです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140707-00000301-oric-ent

もののけ姫が高視聴率をとったらしいですね。

私もテレビでやってたので見てしまいましたよ。もののけ姫。
筋は覚えているのですが、何度でも見てしまう作品です。

ジブリや宮崎駿の作品でどれが好きかというのは、人によって意見が分かれるところだとは思いますが、私はもののけ姫が大好きです。

個人的には、アシタカの「曇りなき眼で見定め、決める」という言葉を聞いたエボシが笑いころげたあと、エボシがたたら場の人にとても慕われている現実をアシタカが認識するあたりの描写が好きです。

もしたたら場が滅びたら、山の動物たちは救われるかもしれないが、エボシが匿っている人たちやたたら場の女たちはどうなるのか。アシタカは逡巡します。

権力者は絶対悪として見られることが多いが、権力者によって本当に救われている人もたくさんいる、このあたりの描写ではそういう現実を突き付けていると思います。

そして、この話は現代の政治家にもつながっていると思います。政治家って存在自体が絶対悪のように見られがちです。特に、自分の考えと異なる政治家がいる場合に、「この政治家は悪だ!」と批判されることが多いです。

でも、そうじゃないですよね。その政治家によって救われている人もいるはずなんです(まあ、民主主義を尊重するなら、そもそも自分と異なる主張に対しても寛容であるべきとは思いますが)。絶対悪の政治家なんてそうはいません。

もののけ姫は、そういったことも示唆した作品だと思います。自然と人間の対立だけではなく、こういう問題提起もしているからこそ、もののけ姫は素晴らしい作品になっているのではないでしょうか。


次期サッカー日本代表監督として、メキシコ人のアギーレ氏が有力視されています。

しかし、サンフレッチェ広島ファンの私としては、代表監督候補としてこの人を挙げないわけにはいきません。

森保一氏。

森保さんが監督として指揮をとったのは、2012年と2013年のサンフレッチェ広島でだけです。しかし、この2シーズンでいずれもリーグ優勝という偉業を成し遂げています。

素晴らしい結果を出している森保監督ですが、監督として過ごしたのはこの2年のみというのもまた事実です。まだ監督経験が浅いと評価されてもやむを得ないでしょう。

しかし、これだけの成果を上げているのですから、常に日本代表監督候補として考えておくべきではないでしょうか。

2026年のワールドカップを目指す日本代表監督、つまり2022年からの日本代表監督就任が、最も可能性の高い「森保日本代表監督誕生」へのプランだと思います。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140701-00000023-wordleaf-soci

東京オリンピックの会場計画を見直す動きが出ています。

会場計画も示してオリンピックの招致をしたわけですから、それを撤回することになれば世界からの信頼を失いかねません。ですから、基本的には計画を変更するべきではないでしょう。

ただ、東京オリンピックまでまだまだ時間はあります。計画の変更はまだ可能な時期なので、もし計画を変更するならしっかりオリンピック委員会と話し合いをしてほしいと思います。

時間が経てばたつほど、計画の変更は難しくなります。ブラジルでのワールドカップ反対運動のような、タイミングを完全に逃した行動はかなりみっともないですので、是非とも今の段階からしっかりと考えてほしいと思います。


2013年の参議院議員選挙で、高松市での開票作業の中で白票の水増しが行われたという事件が起きています。

この事件に関連するウイキペディアのページです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E9%81%B8%E7%99%BD%E7%A5%A8%E6%B0%B4%E5%A2%97%E3%81%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6

これは相当な重大事件だと思うのですが・・・。本当なら民主主義の完全否定につながりかねませんからね。


誤解を恐れずに言えば、得票数や投票数の数が合わなくなるとしても、それはそれで仕方のないことだと思います。

最終的に票を集計するのは人間ですから、どうしてもミスがでてしまうでしょう。膨大な数の投票用紙を処理して、最後の集計の段階で何票か数が合わなくなることだってあり得ると思います。
個人的には、選挙の結果に影響が生じないのであれば票数に多少の誤差があるとしても、それはもうヒューマンエラーとして受け入れて良いと考えています。

しかし、今回問題となっているのは「300票」ですからね。誰かが意図的に票数を操作しようとした可能性が高いと言わざるを得ません。

自民党の衛藤議員の得票数がゼロだったことを踏まえると、
衛藤議員の得票を抜き取る→しかしこれだけだと全体の票数も減ってしまうので衛藤議員の得票を減らしたことがバレる恐れがある→白票を2回計上することで帳尻を合わせる
ということがあったのではないかと考えられます。

当然ですが、気に入らない候補者がいるとしても、このようなことが行われていいわけがありません。

「不正選挙」だったと言われたとしてもおかしくない今回の事件。今後の捜査の進展を待ちたいと思います。


サッカー日本代表ザッケローニ監督の退任が発表されました。

そして、注目されるのが次期監督が誰になるかという点です。ただし、次期監督を選定する際には、ザッケーロー二監督が作った日本代表をどのように評価するかと言うことも重要な考慮要素となります。

ワールドカップでは1次リーグで敗退してしまいましたが、ザッケローニ監督は日本代表で様々な業績を残していることも事実です。

まず、そもそもワールドカップ予選を突破したという点はザッケローニ監督の功績と言って差し支えないでしょう。全体的に見えば、日本代表は危なげなくワールドカップ予選を突破するだけの実力を備えていたと言えるかもしれませんが、一歩間違えば予選敗退の可能性があったことも否定はできないでしょう。ザッケローニ監督は予選を突破するレベルには日本代表の力を高めることに成功していたのです。

また、アジアカップで優勝したことも大きな実績です。たとえばオシム監督の時代には、日本代表はアジアカップ優勝を逃しています。アジアカップで優勝するだけのチームを作ることは簡単ではないのです。


つまり、次期監督として、「ザッケローニ以上」の人物を連れてくることは簡単ではないのです。
ザッケローニ監督の業績を踏まえて、それ以上のレベルのチームを作りあげてくれる監督を見つけるというのは、とても難しい作業なのです。

それでも、日本代表を強化するためには、「ザッケローニ以上」の監督を連れてくることが必要です。ザッケローニ監督の4年間を適切に評価し、次期監督の選定に生かしてほしいと思います。
日本1-4コロンビア

今日ここまでの流れは、8年前のドイツ大会のときと似ています。

1戦目逆転負け。
2戦目スコアレスドロー。
3戦目強豪国に1-4での敗戦。相手は余裕のキーパー交代。

しかし、特に3戦目の内容は、8年前と今日とで全く異なると思います。

8年前のブラジル戦では、ブラジルに押されて決定的なシュートも打たれている中で、ワンチャンスを玉田選手がものにして得点をとったという試合でした。
今日のコロンビア戦、スコアこそ8年前のブラジル戦と同じになってしまいましたが、内容的に優勢だったのは日本でした。

8年前は試合内容通りの完敗だったのに対して、今日は少ないチャンスを確実に決められて得点差をつけられたという試合だったのです。8年前と今日とを比較すれば、「今日の日本代表の方が強くなっている」と言えるのではないでしょうか。

単純に、「歴史を繰り返してしまった」というわけではないと思います。

そして、ここまでの「歴史」を踏まえて今後の日本代表をどのように強化していくかというのが、最も大切なことなのです。


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